「大きいお友達」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、若者の間で使われている「大きいお友達」【おおきいおともだち】の意味を取り上げて、様々な角度から深堀していきます。

「大きいお友達」とは?意味

「大きいお友達」とは?意味

おもちゃ入りのお菓子を購入したり、飲み物を楽しむ大人を「大きいお友達」【おおきいおともだち】と呼びます。

アニメの主人公が描かれているクッキーやグミ、飴などを購入して食べることが好きで、袋に入っているシールや玩具を集めたり、使って楽しむ青年や成人は可愛らしい友達のようだと表すときに使うわけです。

アニメが好きなオタクの間では、子供向けのアニメや特撮番組でありますが、そのような作品の魅力に引き込まれて夢中になっている大人に親しみを込めて言い表します。

「大きいお友達」の概要

「大きいお友達」の概要

子供を対象にしたヒーローショーを仕切る司会者がイベント会場に来ている子供に対して「小さいお友達」と呼びかけるのが発端となり、大人のファンを「大きいお友達」と言い表して仲間意識を強めました。

この言葉が多くの人に広まったきっかけは、大人が子供を邪険にするような態度を見せて泣かせてしまったとき、セーラームーンで活躍する声優の久川綾が苛立つ気持ちをぶつけてその場の雰囲気を変えたことがいまだに語り継がれて、インターネット上では忘れられない言葉として使われるようになりました。

「大きいお友達」と呼ばれる人の定義としては、年齢や性別、好きな作品によって分けられるのが特徴的です。

「大きいお友達」の使い方や使われ方

「大きいお友達」の使い方や使われ方

女児向けの作品が好きな18歳以上になる大人の男性のことを主に「あの人は大きいお友達だ」と言うときに使います。

オタクに特化した美少女アニメや大人の男性の心をくすぐる男児向けの作品が好きな大人を指して「君は大きいお友達だな」と、自分と同じように子供向けの作品が好きな人と友達になりたいと思う気持ちを伝えるわけです。

若くてイケメンが登場する特撮ヒーローや、美少年が出て戦うアニメ作品が好きな場合は「大きい女性のお友達募集中」と募集します。

反対に「大きい友達をとりこまない」作品があり、とくに女児向けのアニメで多く見られますが、最近は高額な商品を開発し、販売して大人の友達をあえてとり込むこともあります。

類義語には「大きいお兄さん」があり、お姉さんよりも子供向けの作品を愛し、力を入れて応援する行為に対して尊敬の念を込めて呼ぶ呼び方です。

「大きいお友達」を使った例文(使用例)

「大きいお友達」を使った例文(使用例)

・『子供向け玩具入りのチョコレートを大きいお友達がまとめて買うときは在庫が十分ある店を選ぼう』
大人になればまとめてお菓子を購入する機会が増えますが、できれば在庫がたくんある店を選ぶことが大人としてのマナーでもあるわけです。

・『大きいお友達向けのゲームには、子供ではクリアできない達人編があり、話題となっている』
子供では難しいゲームには、達人編という手の込んだ難しいレベルに仕上がっているものもあり、どうにかクリアしてみたいという欲求が湧き上がります。

・『リメイクされたアニメは、昔子供だった大きいお友達がまた感動して心から納得するような作品に仕上げることが必要だ』
何十年も前に放送した人気アニメを、成長した「大きなお友達」が楽しく見られるように作り直すことが再ヒットするポイントになるわけです。

まとめ

まとめ

子供向けのお菓子やゲームに興味を示してまとめて買ったり、遊ぶ大人を「大きなお友達」と呼びます。

大人でも子供の頃のようにお菓子を買って玩具を集めたり、仲間と楽しむなどして当時と同じように行動することが何よりも趣味とする童心を持ち続ける素敵な人でもあるのです。

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