「夫婦共々よろしくお願いします」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

この記事では「夫婦共々よろしくお願いします」について解説をします。

「夫婦共々よろしくお願いします」とは?意味

「夫婦共々よろしくお願いします」とは?意味

他人に対する行為を示したり、頼み事をしたりする言葉です。

夫だけ、妻だけでなく、夫婦そろって「よろしく」の意を伝えています。

「共々」は、一緒に何かをするさまを表す語です。

「夫婦共々」という場合は、夫も妻も一緒にという意味になります。

「よろしく」は、人に何かを頼んだり、好意を伝えたりする際に用いる語です。

「お願いします」は、人に何かを頼む意があります。

「ます」は敬意を表す語です。

「夫婦共々よろしくお願いします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「夫婦共々よろしくお願いします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、夫婦そろってお世話になっている人に対して伝えることが多いです。

たとえば、新年のあいさつをするときに用います。

Aさんは、同じ部署のBさんにいつもお世話になっています。

Aさんの奥さんのことをBさんは知っています。

これまでAさんとBさんとの会話の中で奥さんのことが話題に出ていたし、実際に会って一緒に食事をするなどしたこともあります。

つまり、Aさんとその奥さんはBさんにお世話になっているのです。

Aさんは、これからもBさんとよい関係を保っていきたいと考えています。

そこにはAさんの奥さんも含まれます。

このような場合にこの言葉を使用します。

仕事で自分がかかわりを持っていても、妻はかかわりがないということは珍しくありません。

世話になっているのが夫婦そろってでない場合は、「夫婦共々」とはいいません。

その場合は「よろしくお願いします」とします。

夫と妻だけでなく、そこに子どもも含まれる場合は「家族共々」といいます。

「夫婦共々よろしくお願いします」を使った例文

「夫婦共々よろしくお願いします」を使った例文

・『今年も婦共々よろしくお願いします』

「夫婦共々よろしくお願いします」の返答や返信

「夫婦共々よろしくお願いします」の返答や返信

こちらからも「よろしく」の意を伝えるとよいでしょう。

好意を示すことは、関係を良好に保つことにつながります。

何も返事を出さないと、「言葉を受け取ってくれただろうか」「失礼なことをしただろうか」と相手を不安にさせてしまうので、何かしら返すようにします。

メールの場合は、短くてもよいので何か返すようにしましょう。

相手からの言葉をもらった翌日までには、返事を出すことが望ましいです。

対面の場合であれば、その場で伝えることができます。

まとめ

まとめ

この言葉は、夫婦そろって「よろしく」の意を伝えるときに用います。

夫だけ、妻だけではありません。

そのため、夫だけ、あるいは妻だけがお世話になっているとき、独身者の場合はこの言葉は用いません。

良好な関係を保つために役立つ言葉です。

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