「異動することとなりました」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

この記事では、ビジネスシーンでしばしば使われるフレーズの「異動することとなりました」について、その意味や使い方等を徹底解説します。

「異動することとなりました」とは?

「異動することとなりました」における「異動」は「人事異動」のことを指しており、会社員個人にとっては、「部署や仕事内容や地位の変更や、勤務地の変更など」を指して使われます。

また、「こととなる」は「自分が決めた結果ではなく、ここでは会社が決め結果であること」を表す言葉です。

従って、「異動することとなりました」は、「社命により、部署や仕事内容や勤務地が変わることが決まった」と言った意味のフレーズとなります。

「異動することとなりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「異動することとなりました」とのフレーズは、元の職場の方や、そこで関係し、お世話になっていた社内の関連部署の方や、社外の取り引き先の方に、異動をお知らせする際に使われます。

口頭で使われることもありますし、メール等で使われることもあります。

このフレーズは「こととなる」を「ことになる」として使われることもあります。

その意味は全く同じですが、「ことになる」よりも「こととなる」の方が、改まった言い回しと言え、メール文等では「こととなる」の方が、よく使われると言えます。

ちなみに、このフレーズが使われる異動を知らせるメール等では、異動の日付、異動先の部署名、その部署の連絡先など、異動の具体的な内容を記載します。

それと共に、自分が異動した後に、現在の仕事を誰が引き継いで担当するのかも明示します。

さらに、これまでお世話になったことに対する感謝の気持ちを記すのが一般的です。

この異動のお知らせをするタイミングとしては、正式に辞令が出ることが確実になったタイミングとすべきです。

人事異動は会社員の関心事のひとつであり、定期異動の時期になると色々と噂が飛び交う会社もありますが、そんな噂で異動のお知らせメールを出すと、混乱を招くため、絶対に行わないよう、注意が必要です。

「異動することとなりました」を使った例文

・『この度、社命により〇〇営業所に異動することとなりました』
・『大阪支社に異動することとなりました。

これまでのご指導ご鞭撻に深く感謝いたします』

「異動することとなりました」の類語や言い換え

「異動することとなりました」は、「異動することになりました」や「異動することが決まりました」や「異動の辞令をいただきました」等と言い換えることが出来ます。

まとめ

「異動することとなりました」は、「社命により、部署や仕事内容や勤務地が変わることが決まった」と言った意味のフレーズです。

異動のお知らせを元の職場の人や、そこでの社内外の関係者に、メール等で伝える際に使われるフレーズです。