ここでは「思うような結果」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「思うような結果」とは?
「思うような結果」とは?
「思うような結果」は、望んでいた結果という意味になる表現です。
しかし、そのままその意味で使える訳ではなく、そうとはならなかったという場合に使う表現となっており、「残念ながら思うような結果は得られませんでした」のような用い方になります。
何かの結果を望んだ時には、もちろんそれがいい方向になる方がいいのは間違いありませんが、そうではなかったという時に使うのがこの表現で、そうなったと用いることはまずありません。
よって、口語、文章のどちらでも使うことができますが、望んだ通りになったという「思うような結果になりました」のような使い方はするべきではなく、そうとはならなかった時にだけ使えると覚えておきましょう。
「思うような結果」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「思うような結果」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「思うような結果」は、先のようにそうではない悪い結果に終わった時に用いられる表現です。
少し形を変えた「思っていた結果」という表現も同様で、こちらもいい結果になったという時にはまず用いられません。
そのため、「思うような結果」と同様に「思っていた結果にはなりませんでした」といったような使い方になり、これらの表現はまとめてこのように用いるものだと覚えておくといいでしょう。
尚、表現自体はその前後を丁寧にすれば誰に対して使っても失礼になることはなく、ビジネスシーンで「思うような結果にならず、大変申し訳ありません」のように上司に対して使っても問題ありません。
「思うような結果」を使った例文
「思うような結果」を使った例文
・『思うような結果とはいかず、大変ご迷惑をお掛けいたしました』
・『思うような結果が出せないために少し困ったことになりそうだ』
「思うような結果」の類語や言い替え
「思うような結果」の類語や言い替え
・『思った通りの結果』
こちらの表現も望んでいた結果という意味になりますが、「思うような結果」とは逆に、その通りの結果になったという場合に使う表現です。
そのため、「思った通りの結果になり、大変満足しています」などという使い方になり、うまくいったという時にはこちらの表現、そうではなかった場合には「思うような結果」という使い分けになります。
まとめ
まとめ
「思うような結果」は、考えていた通りにはならなかったという時に使う表現になります。
そうとはならなかったという用い方になり、逆にそうなった場合には類語で紹介した「思った通りの結果」の方を使うといいでしょう。
これらはビジネスシーンでもよく用いられていますが、逆の使い方をしないように注意してください。