「ご確認の上問題なければ」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

この記事では「ご確認の上問題なければ」について解説をします。

「ご確認の上問題なければ」とは?意味

「ご確認の上問題なければ」とは?意味

確認をしたのち支障がないようならば、といった意味です。

「ご確認」「確認」を敬意を示す表現にしたものです。

「確認」には、調べたり尋ねたりしてはっきりと認めることという意味があります。

「ご」は他人の行為を表す語について、その行為をする人、この場合は確認をする人に敬意を表します。

「上」「~したのち」という意味です。

ある事柄と別のある事柄を関係させて示すときに用います。

「問題」は困った事柄という意味です。

「なければ」は存在しなければという意味になります。

「ば」は仮定の意を表す語です。

問題がないと想定して、この後の話を続けます。

「ご確認の上問題なければ」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「ご確認の上問題なければ」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、確認をしてもらってから、何かをしたいとき、何かをして欲しいときに用います。

確認をして欲しいという意味も含んでいます。

たとえば、この後に「商品を発送いたします」と続くとします。

相手がある商品を注文しました。

注文を受けた側は、その内容に間違いがないか相手に確認を求めました。

確認をして間違いがないのなら、商品の発送の準備をはじめます。

このような場面で、発送をする側が用います。

今度は別の事柄で説明をします。

ある企業では、お客さまの注文を受けて、その注文にそったグラスを製造しています。

お客さまに渡す製品を作る前に、デザイン画を作ります。

このデザインを見て、問題がないと判断してもらってから、グラス作りに取りかかります。

企業側がデザインを描き、それをお客さまに見せました。

「このデザインを確認してください。

それに問題がないなら製品を作ります」
このような事柄を伝えたいときに、企業側がこの言葉を使用します。

「ご確認の上問題なければ」を使った例文

「ご確認の上問題なければ」を使った例文

・『ご確認の上問題なければ、製造に取りかかります』

「ご確認の上問題なければ」の返答や返信

「ご確認の上問題なければ」の返答や返信

確認を求められているので、その事柄を調べて問題がないかをはっきりとさせましょう。

問題があった場合は、その部分を指摘します。

直す必要がある事柄なら、どの部分が問題で、どのようにして欲しいのかを伝えます。

問題がない場合は、それでよいと伝えます。

問題がないなら話し手側が何かをする、という意味で用いているなら、その行為を行ってもらえるようにお願いをします。

問題がないならあなたの側で何かをしてください、という意味で用いているなら、その行為を行います。

まとめ

まとめ

この言葉は、ある事柄を確かめて欲しいときに用います。

確かめてもらい、それで間違いがないならば、何かをしたり、何かをしてもらったりします。

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