ここでは「また」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「また」とは?
「また」とは?
「また」は、3つの使い方ができる言葉です。
「また今度に」、「またの機会に」などとした時には、次の時にといった意味になり、「またですか」、「またそんなことを」のように使うと、前と同じことを行ったという解釈になります。
そして、文章でよく見る「または」という用い方は、それ以外にも何か代替になるものがある時に使われています。
この中のどの意味で使っているかは文脈からの判断になり、色々な使い方がある言葉なので、その都度見極める必要があります。
「またにして欲しい」とすれば、それは次回にという解釈となり、「またやったのか」といったような用い方は総じて同じことをしたという方という具合です。
このように書くとそれらの見極めが難しい言葉のように見えるかも知れませんが、実際にはそんなこともなく、自然どの意味なのかが分かるようになるものです。
「また」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「また」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「また」は、ビジネスシーンでもよく用いられています。
別れ際の「それではまた」といったような使い方は普通に聞かれる1つで、次の時にもよろしく、という解釈になります。
先に挙げた「または」は、「それは○○、または△△にしてください」のように、代替がそれだという用い方をすることも多く、間違いに対して「またなのか」という使い方は、前と同じ失敗をしたような場合によく見聞きします。
3つも解釈がある言葉ですが、前述のように自然にどの意味なのか分かることがほとんどなので、使われた時にもあまり構えることなく意味が分かることがほとんどです。
以下の例文では、その3つの意味のケースで使っているものをそれぞれ挙げていきます。
「また」を使った例文
「また」を使った例文
・『申し訳ありませんが、今は忙しいのでまたの時にしてください』
・『どうしてまた同じミスをしてしまうのか理解に苦しんでいる』
・『それに当てはまるパーツは○○、または△△だと聞いています』
「また」の類語や言い替え
「また」の類語や言い替え
・『もしくは』
この言葉は、「また」を「または」と代替があることを表現するために用いる場合の言い替えになります。
その場合にはこちらを使っても同じ意味になるので、見た目にしつこくならないように、何度か同じような使い方を繰り返す際には途中でこの言葉に言い替えるといいでしょう。
まとめ
まとめ
「また」は、紹介した3つの使い方ができる言葉です。
実際に使っているうちに、使われた時にも自然にそのどれなのかが分かることがほとんどなので、そこまで難しい言葉ではありません。