ここでは「ご支援申し上げる所存です」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ご支援申し上げる所存です」とは?
「ご支援申し上げる所存です」とは?
「ご支援申し上げる所存です」は、その相手を支援していくと表明するための表現になります。
どのような時に用いるのかと言えば、環境問題に積極的に取り組んでいくと発表した会社に対し、「その素晴らしい取り組みに対し、弊社としてもご支援申し上げる所存です」のような使い方になります。
このような賛同のために用いる場合以外にも、困っている相手に対して「弊社が全力でご支援申し上げる所存です」などと、積極的に助けるという意味で使うことができます。
「支援」する内容についてはこの表現では触れていませんが、金銭的なものだったり、手伝いになること、または人材の提供のようなことがそれに該当すると考えてよく、それを惜しまないと伝えている表現です。
「ご支援申し上げる所存です」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご支援申し上げる所存です」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ご支援申し上げる所存です」は、堅い文章向けの表現です。
口語でこのように使うことはまずなく、形を変えて「ご支援させていただきたく存じます」としても意味が変わることはありません。
少し崩した「ご支援させていただきます」という形でも意味としては一緒ですが、堅さがなくなっている分、そちらは口語向けになります。
また、個人として使うこともできる表現なので、何かの団体などに対し、「その取り組みに個人的にご支援申し上げる所存です」のように用いることができます。
ですが、そのような時にはこの表現では堅くなってしまうので、先の「ご支援させていただきます」程度の使い方の方がよく、この「ご支援申し上げる所存です」は会社や団体として用いるのに向いています。
「ご支援申し上げる所存です」を使った例文
「ご支援申し上げる所存です」を使った例文
・『その趣旨に賛同し、ご支援申し上げる所存です』
・『微力ながらご支援申し上げる所存ですので、今後とも』
「ご支援申し上げる所存です」の類語や言い替え
「ご支援申し上げる所存です」の類語や言い替え
・『援助させていただく所存です』
こちらの「援助」としても似た意味になり、言い替え表現に使うことができますが、主に何かしらの手伝いをしたいと考えている時に使う表現になります。
よって、金銭的な支援や人材を提供するといった使い方にはあまり向いておらず、それも含んで使う時には「ご支援〜」のままの方がいいでしょう。
まとめ
まとめ
「ご支援申し上げる所存です」は、このように使う相手を支援をするという意味で用いられます。
その表面になりますが、個人的に使うには堅い形なので、会社や団体としてという用い方の方が向いている表現です。