「不安にさせてすみません」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

この記事では「不安にさせてすみません」について解説をします。

「不安にさせてすみません」とは?意味

「不安にさせてすみません」とは?意味

他人を心配にさせてしまったことへの謝罪の言葉です。

「不安」には、心配なことという意味があります。

悪いことが起こるのではないかと気になって心が落ち着かないことです。

「させて」は、相手がある状態になるようにするという意味です。

この場合は、不安な状態になるようにすることを意味しています。

「すみません」は謝罪の際に用いる語です。

「不安にさせてすみません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「不安にさせてすみません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、聞き手を不安にさせてしまったときに用います。

A企業はB企業に材料を卸しています。

あるとき、作物の生育不良で、A企業は十分な量の材料を手に入れられなくなってしまいました。

これによってB企業に材料を卸せなくなる可能性がでてきたので、このことをB企業に伝えました。

それによって、「これからどうなるのだろう」「製品の製造に影響がでたらどうしよう」とB企業は不安になってしまいました。

しかし、A企業が思っていたような事態は起こらず、以前と同じようにB企業に材料を卸しています。

ある事態が起こらなかったのに、B企業に不安な思いをさせてしまったので、A企業は申し訳なく思っています。

その気持ちを伝えるためと、謝罪のために、この言葉を用います。

「すみません」「申し訳ありません」「申し訳ございません」とすることもできます。

「すみません」は感謝や依頼の際にも使う言葉なので、謝罪の場面ならば「申し訳ありません」などを使った方がよいでしょう。

「不安にさせて」の部分は、「ご不安な思いをさせてしまい」とすることもできます。

こちらの方が丁寧な印象があります。

「不安にさせてすみません」を使った例文

「不安にさせてすみません」を使った例文

・『製品の発送の遅れにより不安にさせてすみません』

「不安にさせてすみません」の返答や返信

「不安にさせてすみません」の返答や返信

謝罪をしています。

大きな損害がなければ、謝罪を受け入れるのが一般的でしょう。

不安に思っていた事態が起こっていないのならば、相手の謝罪を受け入れます。

ある状況になって、不安に思う人と思わない人がいます。

同じ状況でも、人によって感じ方が違うのです。

不安になったのは、相手のせいばかりとはいえないのです。

そのため、相手を責めるのは望ましくありません。

不安にさせられて怒りも感じるかもしれませんが、その感情は出さないようにします。

まとめ

まとめ

この言葉は、他人を不安にさせてしまったときに用います。

不安な気持ちになって、うれしく感じる人はいません。

相手を不快にさせてしまったなら、謝罪をするのが望ましいです。

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