「自分で言うのもなんですが」の敬語とは？言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈

「自分で言うのもなんですが」の敬語とは?

言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈します。

「自分で言うのもなんですが」の意味

「自分で言うのもなんですが」は、自分で言及することに違和感を覚える状況で使用できる言葉です。

たとえば、「自分で言うのもなんですが、なかなかの腕前です」のように使用します。

このようにすることで、自画自賛することに違和感を覚えていることを、上手に表現できるのです。

なお、「なんですが」は丁寧語を用いた表現になっています。

ここでは「です」を使って丁寧な言葉遣いにした上で、逆接の「が」を付け加えているのです。

これらのことから、「自分で言うのもなんですが」が、自分で言及することに違和感を覚える状況で使用できる言葉であると分かるのです。

「自分で言うのもなんですが」の敬語での使い方や表現方法

「自分で言うのもなんですが」は既に敬語になっています。

これは、丁寧語の「なんですが」という表現を用いているのです。

たとえば、ある業務についてどれくらい知っているかを尋ねられたとします。

そしてその業務については、とてもよく知っていたのでした。

このような場合に、「自分で言うのもなんですが、この業務に関する深い知識を持っております」と述べるとよいでしょう。

これによって、自分で自分の能力を褒める行為を、上手に表現できるのです。

また、「自分で言うのもなんですが」を別な敬語にする方法もあります。

たとえば、「自分で言うのもなんではございますが」と表現できます。

また、「自分で申すのも」や「自分で申し上げるのも」のように、謙譲表現にする方法もあるのです。

さらに、「自分で言うのも恐縮ですが」や「自部で言うのも変ですが」のように、少し違う表現で置き換える事も可能です。

このように、「自分で言うのもなんですが」を色々な形にアレンジできる事がわかります。

同じような意味でも、選択する言葉次第で印象が変化するのです。

実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。

「自分で言うのもなんですが」の言い換えや使用例

・『自分で言うのもなんですが、なかなかの腕前です』
・『自分で言うのもなんではございますが、誰にも負けないと思います』
・『自分で申すのもなんですが、かなり自慢できます』
ここでは、「自分で言うのもなんですが」を使った例文を挙げています。

例文からも分かるように、前段の内容に応じた言葉を、続けて述べるとよいでしょう。

また、「自分で言うのもなんですが」をアレンジすれば、印象の違う表現を生み出す事ができるのです。

まとめ

このように「自分で言うのもなんですが」は、自分で言及することに違和感を覚える状況で使用できる言葉です。

ビジネスでも使用できる言葉ですので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。