「近々」の敬語とは?
言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈していきます。
「近々」の意味
「近々」の意味
「近々」は、近いうちに何かするような状況で使用できる言葉です。
「近々」は「ちかぢか」や「きんきん」と読みます。
たとえば、「近々お会いしましょう」の場合は「ちかぢか」と読むほうが自然になります。
また、「近々で設定します」とすれば、「きんきん」と読むほうが自然な印象になるのです。
なお、どちらの読み方であっても「近いうちに」という意味になります。
これは、時間の隔たりがないような未来を示す表現になっているのです。
これらのことから、「近々」が、近いうちに何かするような状況で使用できる言葉であると分かるのです。
「近々」の敬語での使い方や表現方法
「近々」の敬語での使い方や表現方法
「近々」を敬語にする事はできません。
これを敬語にする場合は、組み合わせる言葉で工夫する必要があるのです。
「近々お会いします」は丁寧語の表現になります。
つまり、敬語を含むような動詞を組み合わせて、敬語表現を作り出せるのです。
たとえば、ある人物に会うことになったとします。
そのことを、上司に報告することにしたのです。
このような場面で、「山田様には近々お会いします」と言うとよいでしょう。
これによって、近いうちに会うことを、上手に伝達できるのです。
また、「近々」を別な敬語と組み合わせる方法もあります。
たとえば「近々お会いいたします」の場合は謙譲語になります。
他にも、「近々お会いなさる」とすれば、尊敬語の表現にできるのです。
つまり、「近々」という言葉自体を敬語に出来なくても、組み合わせる言葉を工夫して敬語表現を作り出せます。
同じような意味でも、敬語の選び方次第で印象の異なる表現を作り出せるのです。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「近々」の言い換えや使用例
「近々」の言い換えや使用例
・『近々お会いしましょう』
・『近々で設定したいと思います』
・『近々お会いできれば幸いでございます』
ここでは、「近々」の使用例を挙げています。
例文のように、「近々」に適した言葉を続けて述べると、自然な表現を作り出せます。
また、「近々」に組み合わせる言葉を工夫すれば、それぞれ違う印象の表現にできるのです。
まとめ
まとめ
このように「近々」は、近いうちに何かするような状況で使用できる言葉です。
ビジネスでも使える言葉ですので、上手に活用するとよいでしょう。