「ご用意しています」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

この記事では「ご用意しています」について解説をします。

「ご用意しています」とは?意味

「ご用意しています」とは?意味

必要なものをそろえてあります、という意味です。

「ご用意」「用意」を敬意を表す形にしたものです。

「用意」には、必要なものをあらかじめそろえておくことという意味があります。

必要な物をそろえるという点に重点があり、組織の運営の意味までは含みません。

「運動会の用意」という場合は、運動会に必要な道具をそろえるという意味で、運動会を運営する組織を整える意味までは含まないのです。

「ご」は、他人に対する行為を表す語について、その行為が及ぶ相手を敬います。

「ています」は今の状態を表します。

「ご用意しています」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「ご用意しています」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、何かを行うために必要なものを整えていることを伝えるために用います。

すでに用意が整っているときに用いるもので、これから用意をするのではありません。

これから用意をする場合は、「ご用意いたします」となります。

また、「もの」をそろえたときに用いる言葉で、態勢を整えておくことではありません。

今から上司がでかける場面で説明をします。

上司は車にのってこれからでかけるとこです。

この車は運転手付きで、それを専門に仕事にしている人が運転をします。

車は会社の入り口にとめておいてくれます。

こうしておくことで、上司がすぐにでかけることができます。

しかし、そのためには運転手に車を整えておいてもらわなければなりません。

そこで、部下が運転手に連絡をして、車を整えておいてもらいました。

そのことを上司に報告する際にこのような言葉を使用します。

「ています」の部分は、「ております」とした方が丁寧です。

「ご用意」で敬意を表していますが、「ております」を使った方が、より丁寧な印象を与えます。

「ご用意しています」を使った例文

「ご用意しています」を使った例文

・『玄関にご用意しています』

「ご用意しています」の返答や返信

「ご用意しています」の返答や返信

何かを整えてくれているので、そのことにお礼を伝えましょう。

こちらが頼んでいなかったとしても、あるものを整えてくれたことで助かっているはずです。

また、必要なものをそろえるために相手は手間をかけてくれています。

そういったことにお礼を伝えます。

用意しておいてくれたけれど、そのものを使わない場合もあるはずです。

その場合は、用意してくれたことにはお礼を伝え、「使わない」ということも伝えます。

必要のないものは片付けてもらうなどします。

まとめ

まとめ

この言葉は、あらかじめ必要なものをそろえておいたときに使用をします。

すでに用意はされています。

「ています」は丁寧な言い方ができるので、場面にあわせて言葉遣いを変えましょう。

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