「変更致しました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「変更致しました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「変更致しました」とは?

「変更致しました」とは?

「変更致しました」は、何かを変えたという意味で使われます。

「その部分を変更致しました」のように、どこをそうしたと用いますが、畏まった表現のなるため、このように使う相手は主に他社や目上の人になると考えていいでしょう。

少し崩して「変更しました」として用いることも多く、そちらでも意味が変わることはありません。

口語、文章のどちらでも使うことができますが、文章の場合は「変更いたしました」と無理に漢字を使わない形の方が読みやすいことから、堅い文章でない限り、そのように表記することが多いです。

変えることが「変更」と使える対象であれば、それがどんなもので、どのように変える時にも使うことができ、「ソフトの仕様を少し変更致しました」「ボディカラーを変更致しました」のように、デジタル的な対象、物理的な対象のどちらにも用いることができます。

「変更致しました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「変更致しました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「変更致しました」は、そのようにした、という事後報告になります。

そのため、このように使った時にはそれが終わっていることになり、これからそうするという使い方をすることはできません。

そのような時には「変更致します」とするとよく、このように使うとまだそれを行っていない、これからそうするところだと伝えることができます。

また、その形で語尾に「か」とつけて「変更致しますか」として使うと、そうするかと問い掛ける形になり、「ご希望であればそのようにしますが、変更致しますか」のように使うことができます。

どのような形にした場合も、文章で用いる時には先のように「いたします」と開いて使うと堅さがなくなり、そのようにした方が適している場合も多いです。

「変更致しました」を使った例文

「変更致しました」を使った例文

・『そちらの部分は、この前言われていましたように変更致しました』
・『なるべく難しい表現を使わないように、該当箇所を変更致しました』

「変更致しました」の類語や言い替え

「変更致しました」の類語や言い替え

・『改定致しました』
この「改定」は、何かを改めて設定するという意味になります。

よって、「変更」と似た意味で使うことができますが、表記することができるものが対象になり、「価格を改定致しました」などと使われます。

そのため、文言や数字などを対象に使われるため、多少使い方が異なります。

まとめ

まとめ

「変更致しました」は、何かを変えたという報告になる表現です。

それを行った後に用いることになるので、まだそのようにしておらず、これからそうするといった場合は「変更致します」と少し形を変えて使ってください。

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