「急なお願いで恐縮ですが」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

この記事では「急なお願いで恐縮ですが」について解説をします。

「急なお願いで恐縮ですが」とは?意味

突然のお願いで申し訳ないけれど、という意味です。

「急」には、突然の出来事、すぐにでも対応しなければならないさま、前触れもなく起こるさまという意味があります。

「お願い」は「願い」の謙譲語です。

頼み事をされる人を敬っています。

「恐縮」は、相手に迷惑をかけることをすまなく思うこと、またそのさまを意味します。

「です」は「だ」「である」の丁寧な表現です。

「急なお願いで恐縮ですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、突然にお願いをするとき、無理なお願いをするときに用います。

突然のお願いをする場面では、切迫していることが少なくありません。

そのため、お願いの仕方が丁寧でなくなってしまう場合があります。

気の知れた相手ならよいかもしれませんが、それ以外の人には望ましくありません。

急いでいても丁寧にお願いをするように心がけましょう。

なぜ急なお願いをすることになったのか、その理由を説明するようにします。

理由を伝えれば、納得してもらえるはずです。

納得することで、こちらの要望を受け入れてもらえる可能性が高くなります。

たとえば、このような場面で使用をします。

ある雑誌で連載をしている作家がいます。

この作家に突然の出来事があり、連載する予定だった作品を雑誌に載せられない状態になってしまいました。

この穴を埋めるために、他の人に作品の執筆をお願いしなければなりません。

雑誌発売日まであと少しです。

のんびりなどしていられません。

このような状態のときにお願いする際に用います。

「急なお願いで恐縮ですが」を使った例文

・『急なお願いで恐縮ですが、対応をお願いできますか』

「急なお願いで恐縮ですが」の返答や返信

相手からの頼み事を引き受けることができるのか、できないのかを答えます。

突然のことなので、引き受けられないこともあるでしょう。

しかし、できるだけの対応をすればよろこばれるはずです。

無理な場合は断ります。

無理をして引き受けて、その物事を完了させることができないと、相手に迷惑をかけてしまいます。

引き受ける場合でも、引き受けない場合でも、返答をするようにしましょう。

引き受けないからと返事をださないと、相手は判断に迷ってしまいます。

引き受けられないなら別の人にお願いをするので、断るならそれを伝えなければなりません。

まとめ

この言葉は、突然にお願いをする際に用いるものです。

突然に頼み事をされると、お願いをされた側は対応に困ります。

そのため、相手の気持ちに配慮しながら丁寧にお願いをするように心がけることが大切です。