ネット上などで見かける「イケニート」というスラングですが、どのような意味なのでしょうか?
この記事では、「イケニート」について分かりやすく説明していきます。
「イケニート」の意味とは?
「イケニート」の意味とは?
「イケニート」とは、「イケメン」と「ニート」を組み合わせたスラングであり、「イケメンでニート」や「イケメンなのにニート」、逆に「ニートだけどイケメン」など様々なニュアンスで使うことができます。
「イケニート」の語源
「イケニート」の語源
「イケニート」の素材の1つである「イケメン」は、「イケてるメンズ」や「イケてる顔や容姿(=面)を持つ男性」のことを指し、「外見や内面が魅力的な男性」という意味で使われているスラングです。
そして、もう1つの素材である「ニート」は主に「就学しておらず、就職もしておらず、就職のための職業訓練も受けていない、就職する意欲のない15歳から34歳までの年齢層の人」という意味の言葉です。
「イケメン」と「ニート」、どちらも今ではすっかり聞き慣れた言葉ですが、「ニート」は実のところイギリスから発信された言葉になります。
「ニート」の由来となった“NEET”は、“Not Education, Employment or Training”のイニシャルを並べたものです。
イギリスでの“NEET”の定義は「就学しておらず、就職もしておらず、就職のための職業訓練も受けていない、就職する意欲のない15歳から19歳までの若者」であり、日本での「ニート」の定義とは年齢層の部分で若干の違いがあります。
「イケニート」の使い方
「イケニート」の使い方
「イケニート」は「顔立ちや容姿などの外見や内面的に魅力的なニートの男性」を指して使われます。
また、「ニートだけどイケてる男性」や、逆に「イケてるんだけどニートの男性」などポジティブなニュアンスでも、ネガティブなニュアンスでも用いることができます。
ちなみに、メディアミックス作品「カゲロウプロジェクト」の主人公とされている18歳のニート「如月シンタロー」は「イケニート」を象徴するキャラクターとしてネット上で扱われているようです。
「イケニート」を使った例文
「イケニート」を使った例文
・『テレビ番組でイケニートを取材した企画が放送されていた』
・『彼は働いていないが女性にモテるイケニートのようだ』
・『彼は勉強もスポーツもできるのに、イケニートなのが悔やまれる』
「イケニート」の類語
「イケニート」の類語
「イケニート」に近いスラングとして「ヒキニート」や「ネオニート」などがあります。
「ヒキニート」は「引きこもり」と「ニート」を組み合わせたスラングであり、「引きこもりのニート」や「自宅に引きこもっているニート」という意味です。
「ネオニート」は「新しい」という意味のギリシア語「Neo(ネオ)」と「ニート」を組み合わせたスラングであり、株やFXの利益など「不労所得で、働かずに生計を立てている人」を指しています。
まとめ
まとめ
・「イケニート」とは、「イケメンでニート」という意味のスラングです。
意味通り「イケメン」と「ニート」を組み合わせたスラングであり、文脈によって「ニートだけどイケメン」や、逆に「イケメンだけどニート」など様々なニュアンスで使うことができます。