「いつも楽しく拝読させていただいております」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

この記事では「いつも楽しく拝読させていただいております」について解説をします。

「いつも楽しく拝読させていただいております」とは?意味

普段から楽しく読ませてもらっています、という意味です。

「いつも」には、ふだんという意味があります。

ある特定のときだけでなく、普通の場合を指す言葉です。

「楽しく」は、心が満ち足りた状態であることです。

「拝読」は、読むことをその筆者を敬って言う語になります。

読むのは話し手側です。

「させていただい」は「させていただく」のことで、相手に許しを求めてその行為を遠慮しながら行う意を表します。

相手に敬意を表す言い方です。

「ております」は「ている」の丁寧な言い方になります。

「いつも楽しく拝読させていただいております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手が聞き手の書いたものを普段から読んでいるときに用います。

たとえば、ブログを書いているAさんという人がいるとします。

BさんはAさんが書いているブログを普段から読んでいます。

Aさんが書いている事柄に興味を持ったBさんは、一緒に仕事をしたいと考えるようになりました。

そこで、Aさんに連絡をとることにしました。

しかし、いきなり知らない相手から連絡が来たら驚きます。

そのため、なぜAさんのことを知ったのか、なぜ連絡をしたのかなどを伝える必要があります。

この言葉はを使うと、なぜ相手を知ったのかを表すことができます。

「させていただい」は、許しが必要なときに用いる語です。

読むことに許しを得る必要がないならば、「拝読しております」のような言い方になります。

「楽しく」なので、相手が書いている事柄は愉快になるようなものです。

堅苦しい文章を書いている場合は「楽しく」は用いません。

「いつも楽しく拝読させていただいております」を使った例文

・『いつも楽しく拝読させていただいております。突然ですが、○○のご相談をしたくご連絡いたしました』

「いつも楽しく拝読させていただいております」の返答や返信

この後に何が伝えられるかによって返答の内容が変わります。

依頼の場合は、内容をさらに詳しく聞いたり、引き受けることができる・できないを答えたりします。

はじめての相手からの連絡で、どういった人かわからず不安を感じることもあると思います。

その場合は、相手と何度かやり取りをして、どのような人なのかを判断するとよいでしょう。

まとめ

この言葉は、相手が書いているものを普段から読んでいる場合に用います。

あいさつのように使うものです。

読んでいるものの内容が楽しい場合であるときに使う言葉である点に注意をしてください。