この記事では、ビジネスシーンでよく使われる「ご健闘をお祈り申し上げます」のフレーズについて、その意味や使い方等を徹底解説します。
「ご健闘をお祈り申し上げます」とは?
「ご健闘をお祈り申し上げます」とは?
「ご健闘をお祈り申し上げます」のフレーズを言葉毎に分解し、少し詳しく説明します。
まず、最初の「ご健闘」は「困難に屈せず頑張ることや、努力すること」を意味する「健闘」に、敬意を示す接頭辞の「ご」が付けられた言葉です。
また、「お祈り」は「心から望むや、願うこと」及び「神仏に祈願すること」を意味する「祈る」の連用形です。
そして、「申し上げます」は「言う」の謙譲語の「申す」の丁寧な表現である「申し上げる」に、さらに丁寧語の「ます」が付けられた言葉です。
したがって、「ご健闘をお祈り申し上げます」は、「困難に屈せず頑張ることを、心から願います」との意味の丁寧な敬語表現となります。
「ご健闘をお祈り申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご健闘をお祈り申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご健闘をお祈り申し上げます」のフレーズは、丁寧な敬語表現であり、目上の人に対して使うべき表現です。
口頭でも使われますし、メール等の書き言葉でも使われます。
ビジネスでこのフレーズが使われる場面としては、新しい職場に異動する方を激励する言葉としてよく使われます。
また、重要なプロジェクト等に抜擢された方を励ます言葉としても使われます。
さらに、資格試験等を受ける人に対して、実力を発揮して頑張ってくださいと激励する際にも使われます。
ビジネスシーンではないですが、スポーツの試合等で実力を発揮して頑張れるようにと激励する場合にも使うことが出来ます。
「ご健闘をお祈り申し上げます」を使った例文
「ご健闘をお祈り申し上げます」を使った例文
・『課長の新たな職場でのご健闘をお祈り申し上げます』
・『存分に実力を発揮されるよう、ご健闘をお祈り申し上げます』
・『昇格試験でのご健闘をお祈り申し上げます』
「ご健闘をお祈り申し上げます」の類語や言い換え
「ご健闘をお祈り申し上げます」の類語や言い換え
「健闘」の類語としては「奮闘」や「活躍」が挙げられます。
したがって、「ご健闘をお祈り申し上げます」は「ご奮闘をお祈り申し上げます」や「ご活躍をお祈り申し上げます」等と言い換えることが出来ます。
また、敬語表現を換えて、「ご健闘をお祈りします」や「ご健闘をお祈りいたします」や「ご健闘をお祈り申します」等と言い換えることも出来ます。
まとめ
まとめ
「ご健闘をお祈り申し上げます」は、「困難に屈せず頑張ることを、心から願います」との意味の丁寧な敬語表現です。
職場を異動する方や、重要なプロジェクトに着く方や、資格試験等に挑戦する方を激励する言葉としてよく使われるフレーズです。
