「終日空いております」の敬語とは?
言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈していきます。
「終日空いております」の意味
「終日空いております」の意味
「終日空いております」は、一日中埋まっていないことを表現した言葉です。
「終日」は「一日中」という意味で使用できます。
また、「空いております」は「空いている」という言葉を敬語に言い換えたものなのです。
これを「空いております」にすれば、謙譲語と丁寧語を用いた言葉になります。
また、「空いている」とは「空く」を現在進行形にしたものになっているのです。
さらに「空く」は「あく」や「すく」と読む事ができます。
これは、「埋まっていないこと」や「混雑していないこと」の意味で使用できる言葉なのです。
これらのことから、「終日空いております」が、一日中埋まっていないことを表現した言葉であると分かるのです。
「終日空いております」の敬語での使い方や表現方法
「終日空いております」の敬語での使い方や表現方法
「終日空いております」は既に敬語になっています。
ここでは、謙譲語の「おる」を用いた敬語表現になっているのです。
たとえば、あるセミナーを開催することになったとします。
そして、現状では、どの回も満席にはなっていないのでした。
このような場面で、「今はまだ終日空いております」と言うとよいでしょう。
これによって、席が埋まっていないような状況を、上手に表現できるのです。
また、「終日空いております」を別な敬語にする方法もあります。
たとえば「終日空いています」とすれば、謙譲語を除いた表現になります。
また、「終日埋まっていません」のように言い換える事も可能です。
さらに、「終日」を「一日中」に言い換えても成立します。
このように、「終日空いております」を、色々な形で表現できると分かります。
同じような意味でも、言葉の使い方次第で印象が変化するのです。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「終日空いております」の言い換えや使用例
「終日空いております」の言い換えや使用例
・『今はまだ、終日空いております』
・『座席でしたら、終日空いています』
・『次回のイベントは、終日埋まっていません』
ここでは、「終日空いております」の使用例を挙げています。
例文のように、前段に少し言葉を付け加えると、自然な印象の表現になります。
また、「終日空いております」を変化させれば、それぞれ違う印象の表現にできるのです。
まとめ
まとめ
このように「終日空いております」は、一日中埋まっていないことを表現した言葉です。
ビジネスでも使える言葉ですので、上手に活用するとよいでしょう。