「その後の経過などお教えいただければとご連絡申し上げる次第です」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「その後の経過などお教えいただければとご連絡申し上げる次第です」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「その後の経過などお教えいただければとご連絡申し上げる次第です」とは?

「その後の経過などお教えいただければとご連絡申し上げる次第です」とは?

「その後の経過などお教えいただければとご連絡申し上げる次第です」は、何かのそれからの様子を教えて欲しいと考えて使う表現です。

その何かが先に相手に伝わっていない時にはそれを添えて用いることになり、「先日から始まりました○○の運用について、その後の経過などお教えいただければとご連絡申し上げる次第です」のように用いられます。

主に文章で使われる表現ですが、この語尾の「ご連絡申し上げる次第です」は、間違った使い方ではないものの、少し古い表現になるため、このように用いると畏まった感が強く出てしまいます。

よって、「ご連絡差し上げた次第です」とした方が近年のビジネスシーン向けになり、そちらでもよく見掛けます。

「その後の経過などお教えいただければとご連絡申し上げる次第です」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「その後の経過などお教えいただければとご連絡申し上げる次第です」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「その後の経過などお教えいただければとご連絡申し上げる次第です」は、先のように語尾を「ご連絡差し上げた次第です」としても意味は一緒で、無理に堅い表現を使っていると思われることもなくなるため、実際にはそのように用いられることが増えています。

教えて欲しいと伝える対象が何かの「経過」になるため、続けて行われていることや、最近稼動を開始したものなどがよくそれとして使われる表現で、時には怪我の回復具合といったものを対象にすることもあります。

この表現では教えて欲しいと連絡をしているだけのため、そうしてもらえるかは状況や相手次第ということになりますが、下から丁寧にそのお願いをするための表現です。

「その後の経過などお教えいただければとご連絡申し上げる次第です」を使った例文

「その後の経過などお教えいただければとご連絡申し上げる次第です」を使った例文

・『修理の進捗につきまして、その後の経過などお教えいただければとご連絡申し上げる次第です』
・『あれから1年が経ちますが、その後の経過などお教えいただければとご連絡申し上げる次第です』

「その後の経過などお教えいただければとご連絡申し上げる次第です」の類語や言い替え

「その後の経過などお教えいただければとご連絡申し上げる次第です」の類語や言い替え

・『その後の進捗などお教えいただければとご連絡申し上げる次第です』
教えて欲しい内容をこちらの「進捗」とすると、何かの進み具合が教えて欲しいとお願いする対象になります。

よって、「経過」がそれに該当する時の言い替え表現になり、そちらの場合にはこのように使う方が向いています。

まとめ

まとめ

「その後の経過などお教えいただければとご連絡申し上げる次第です」は、何かのその後の様子を教えて欲しいとお願いするための表現です。

語尾をそこまで畏まらない「ご連絡差し上げた次第です」とした使い方にする場合が多く、そちらの方がビジネス向けになります。

タイトルとURLをコピーしました