この記事では、「ケンモメン」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「ケンモメン」とは?意味
「ケンモメン」とは?意味
電子掲示板の2ちゃんねるで多くの人が集まるニュース速報板に投稿する人が、問題ある書き込みばかりするユーザーを「ケンモメン」と呼んでいます。
この速報板では「嫌儲」と書いて【けんもう】と読み、この後に男を英語で【メン】と表して掛け合わせたものが「ケンモメン」と言うわけです。
電子掲示板では閲覧数によって収入が発生したり、広告をクリックしてもらい、商品を購入されれば収益が得られるサービスを展開するアフィリエイトで簡単にお金稼ぐ人をよろしくないと思うユーザーがいます。
この人たち「民」【たみ】を嫌い、排除したいと思うユーザーが彼らを2chの「嫌儲板の民」と呼んで揶揄するのです。
「ケンモメン」の概要
「ケンモメン」の概要
2005年頃から電子掲示板のユーザーの間で使われるようになった「ケンモメン」は、まとめブログが人気を集めるようになったことに遡ります。
このサイトには誰でもすぐに参加でき、書いた記事を投稿できるようになっていて、PV数によって収益が発生するのが特徴的です。
便利なことに、2ちゃんねるでは掲示板の文章を簡単に引用して投稿できるため、それを読んだサイト利用者が電子掲示板に流れ込んできます。
その流れ込んできた人たちの投稿は板にそぐわないものがあったり、下ネタを書き込んで喜ぶ、わざと挑発してバトルを始めるなど今まで健全に使ってきた掲示板の民を蹴落とすような書き込みが目立つようになりました。
このことで彼らを嫌う気持ちを込めて使うようになったのが「ケンモメン」なのです。
「ケンモメン」の言葉の使い方や使われ方
「ケンモメン」の言葉の使い方や使われ方
2ちゃんねるでは、掲示板を荒らすような言葉を書き込む男性に対して「お前、さてはケンモメンだな」と言うとき使われています。
指摘された人が「ああ、ケンモメンだよ。
何とでも言え」と開き直ることがあります。
ちっとも自分がやっていることを反省しない人に対して「ケンモメンは嫌だ」と言って毛嫌いする人もいれば、「このケンモメンと関わったらヤバいぞ」とバトルが勃発しそうな相手とぶち当たってしまったときは危険だと思う気持ちを表すわけです。
「ケンモメン」を使った例文(使用例)
「ケンモメン」を使った例文(使用例)
・『もうケンモメンは空気が読めなくて掲示板が楽しめなくなる』
・『ケンモメンは、自慢話ばかりで他のユーザーの話は聞かないところが苛立つ』
・『ケンモメンと言われようが、俺はこの掲示板にどんどん投稿するからな』
本当に困った書き込みばかりする人や自慢話する「ケンモメン」と言って毛嫌いするとき使いますが、本人は嫌われるほど開き直り、他のユーザーが嫌がるような文章を書く人もいます。
まとめ
まとめ
2ちゃんねるではいっときこの「ケンモメン」がでしゃばり、困った書き込みしては他のユーザーを嫌な気持ちにするところが問題となりました。
現在は少し落ち着いてはきましたが、いまだに板を荒らす人はいますので、注意して利用した方がいいでしょう。