「ご支援させていただく所存です」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

この記事では「ご支援させていただく所存です」について解説をします。

「ご支援させていただく所存です」とは?意味

力を貸して手助けさせてもらう考えです、という意味です。

「ご支援」は「支援」を敬意を表す言い方にしています。

「ご」は、他人に対する行為を表す語につけることで、その行為を受ける人に敬意を表します。

この場合は、支援を受ける人に対して敬意を表しています。

「支援」は力を貸して助けることです。

「させていただく」は、相手に許しを求めて行動する意を込めて、相手に対して敬意を表します。

「所存」は考えという意味です。

「です」は「だ」「である」の丁寧な表現です。

「ご支援させていただく所存です」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、支援をするつもりである話し手側の考えを伝える際に用います。

たとえば、Aさんが新しく店を開きたいと考えているとします。

店を開くために、場所を選んだり、営業に必要な道具をそろえたりなどする必要があります。

ある会社では、事業を始めたいと考えている人に力を貸す取り組みを行っています。

この会社が、Aさんに力を貸すことにしました。

このようなときに、Aさんに対してこういった言葉が伝えられます。

「所存です」は「考えです」という意味です。

考えは変わる可能性があります。

つまり、この言葉は支援をすると断定しているのではないのです。

そのつもりはあるけれど、支援をしないと変更になる可能性もあるというニュアンスになります。

支援をするとはっきりと伝えるなら、「ご支援させていただきます」「ご支援いたします」とします。

「させていただく」は許しを求める意が含まれており、許しを求める必要がないときは「いたします」などという言い方をします。

「いたします」も相手に敬意を示す言い方です。

「ご支援させていただく所存です」を使った例文

・『○○についてご支援させていただく所存です』

「ご支援させていただく所存です」の返答や返信

支援を受けるつもりならば、「お願いします」の意を伝えます。

こちらが受けたい支援と相手が行おうとしていることが、一致しない場合があります。

そうならないように、どういった支援を求めているのか具体的に伝えるとよいでしょう。

具体的な事柄を伝えることで、相手は何をしたらよいのか把握できます。

力を貸してくれることについてはお礼を伝えます。

支援をするのがあたり前と思わず、感謝を示すことで相手との関係を良好に保ちやすくなります。

まとめ

この言葉は、話し手側が力を貸して助けるつもりであることを表しています。

相手の力になれるような事柄をしていきましょう。