「トンデモ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「トンデモ」の意味を分かりやすく説明していきます。

「トンデモ」とは?意味

「トンデモ」とは?意味

とんでもないが語源の言葉で、荒唐無稽なアイデアや意見などを指す言葉でもあり、「トンデモ本」はそういった内容の本ということになりますが、この場合設定が荒唐無稽、物語が荒唐無稽、政治や社会的に荒唐無稽の主張など様々なケースが有り、さらに完成されていない手前のものもトンデモとして含まれ、エンターテイメントとして楽しめるものもあれば、世の中にとって厄介な主張というケースもありえます。

特に医療に関してのトンデモが非常に厄介な存在で、医療はトンデモと言われるものは近づかないほうが良いとすら言うことができ、一般的、常識的なものに従い、奇跡的な結果を求めすぎないべきであるということが出来るほどです。

「トンデモ」の概要

「トンデモ」の概要

トンデモは本人がそうだとわかっているものとそうでなく傍から見て判断せざるを得ないものがあります。

娯楽作品はわかっていてやっているものということが出来ますが、反コロナウイルスワクチン運動の行き過ぎたものなどはトンデモになりかけつつ更に本人が自覚がなく、世の中のためを思って動いているため、他からの制御が極めて難しいものとなります。

「世の中を良くする」とトンデモの組み合わせは他にもありますが、当人の本気度はみな高く非常に厄介です。

水に「ありがとう」と言うと分子が整うというような言説に関してもトンデモと言えるのですが、背景が善意である厄介さがあると言えます。

歴史認識がトンデモ、戦争観がトンデモというケースもありますがコメンテーターなどの発信力の高さと知識のアンバランスさ、さらに「自分の言説が世の中を良くする」というモチベーションの異常な高さというところがトンデモな言説を呼ぶと言えます。

なお、いずれの例も自分からトンデモということはあまりありません。

小説を書いていてトンデモになってしまったなどと言えるということは謙虚とすら言えるでしょう。

「トンデモ」の言葉の使い方や使われ方

「トンデモ」の言葉の使い方や使われ方

見抜いたというケースの使い方、「この学者の言っていることはトンデモだ」感想としての使い方、「新聞も時折トンデモを紹介することがあって油断ならない」度合いを表す使い方「トンデモが過ぎる」などが挙げられます。

「トンデモ映画」という言葉では設定が荒唐無稽というものに限らず、世界設定や設定年代が間違っている、話の辻褄があっていないなども観点にあります。

「トンデモ」の類語や言いかえ

「トンデモ」の類語や言いかえ

「無理筋」「むちゃくちゃ」などが意味としては言いかえになりますが「トンデモ」のように広く使われている言葉はありません。

まとめ

まとめ

トンデモという言葉はややネガティブな意味合いを含んで使われる傾向のある言葉で、トンデモ映画、トンデモ医療などは時間がいくら経ってもポジティブな意味にはなり得ないものと考えられます。

なお、完成度の低さもトンデモの概念に入ることがあります。

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