「ナイスアシスト」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

スポーツから発症しビジネス用語として定着した言葉のひとつに「ナイスアシスト」があります。

この言葉はどのような意味で使われているのでしょうか。

今回は、「ナイスアシスト」の意味と類語について解説します。

「ナイスアシスト」とは?意味

「ナイスアシスト」とは?意味

「ナイスアシスト」とは、「人の行動を上手に助けること」を意味する言葉です。

「ナイスアシスト」の概要

「ナイスアシスト」の概要

「ナイスアシスト」という言葉はサッカーやバスケットボールで使われる用語「アシスト」に由来します。

スポーツ用語として使われる「アシスト」には「得点につながるラストパス」という意味があります。

味方から来たパスをそのままシュートしてゴールに叩きこみ得点を上げたとき、シュートすればそのままゴールに入るであろういい場所に送られたパスが「アシスト」です。

「ナイスアシスト」というのは「ナイスなアシスト」つまり「素晴らしいラストパス」を指します。

そのパスをシュートすれば簡単に得点が取れる場所に送られたパスや難しい体勢から繰り出されたパス、相手の防御をかいぐくって出されるパスなど「通常のアシストに比べてゴールにつながる確率が高い質の高いパス」「ナイスアシスト」の本来の意味合いです。

ビジネス用語として使われる「ナイスアシスト」「ゴールにつながるパスと同じように人の行動を上手に助ける補佐行為」を指します。

人の仕事を見事にフォローしたり必要な道具を必要なときに貸したり言葉に詰まった瞬間に話題を引き継ぎ時間をつないでくれたりなど「直接的な成果にはならないが成果につながる行動を助け成功の後押しになる行動」「ナイスアシスト」です。

「ナイスアシスト」そのものは直接的に成果や功績にはなりませんが仲間の成果や功績を強く後押しする行動であり組織的活動では高く評価されます。

「ナイスアシスト」が得意な人が集団の中にいると全員の業績がアップしより良い結果につながるため補佐を得意にする人材を好待遇で迎え入れる職場も多く見られます。

「ナイスアシスト」の言葉の使い方や使われ方

「ナイスアシスト」の言葉の使い方や使われ方

・『大ピンチだったが部下のナイスアシストによりなんとか切り抜けられた』
・『とっさに言葉が出てこず焦ってしまったが別の話題で場をつなぐナイスアシストのおかげで助かった』
・『今月の業績が良かったのは自分の実力ではなく同僚のナイスアシストによるものである』
・『湿原になりかねない発言だったが上司がナイスアシストしてくれたので笑い話で済んだ』

「ナイスアシスト」の類語や言いかえ

「ナイスアシスト」の類語や言いかえ

・ナイスフォロー
「失敗を上手に補うこと」を意味する言葉です。

失敗を失敗のまま終わらせず適切に処置することで損失を最小限に抑え、場合によっては元の状態を上回ることを指します。

「ナイスアシスト」が成功への手助けを指すのに対し、こちらは失敗した時の手助けを指すという違いがあります。

・ナイスシュート
「見事に成功させること」を意味する言葉です。

スポーツ用語では見事に得点を決めることを意味しますが、ビジネス用語としては契約を取ったり商品を販売したりなど見事な成果を上げることを指します。

まとめ

まとめ

「ナイスアシスト」は元々スポーツ用語ですがビジネスや日常会話でも使われる一般的な表現です。

ニュースなどで使われることもあるので意味を知っておきましょう。

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