「一生懸命に頑張りました」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「一生懸命に頑張りました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「一生懸命に頑張りました」とは?

「一生懸命に頑張りました」は、自分の力の及ぶ限り頑張ったと伝えるために用いられます。

どれくらいそのように頑張ったと使うことができ、あくまでこのように使った側がそうだと思えば用いることができるので、傍目からはそこまでやっていたとは思われない場合もありますが、この表現としては特に問題はなく、それが自分なりの精一杯だと伝えています。

この「一生懸命」という使い方は元は誤用で、そちらと間違えて「一生懸命」と使われることが多かったことから派生してできたものです。

現在ではこれらは同じ意味で用いられているため、無理に「一所懸命」とはせず、この「一生懸命に頑張りました」のままで問題なく使うことができます。

「一生懸命に頑張りました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「一生懸命に頑張りました」は、先のように自分なりに精一杯頑張ったという意味になる表現です。

その結果と一緒に、「一生懸命に頑張りましたが、力及びませんでした」のように使うことができ、この場合には自分としてはこれ以上ないほど頑張ったものの、いい結果は残せなかったと言っています。

その反対に、「一生懸命に頑張りました甲斐があり、いい結果になったと思っています」といったように使うこともでき、口語、文章のどちらでも用いられています。

ですが、少々カジュアルな感のある表現のため、ビジネスシーンにはあまり適しておらず、そちらで使う場合にはもう少し堅くした「力を尽くしました」といたような表現の方が向いています。

その表現でも「力を尽くしましたが〜」などと同様に、結果と共に使われることが多いです。

「一生懸命に頑張りました」を使った例文

・『一生懸命に頑張りましたが、そこまでの結果が出せず残念です』
・『この約一ヶ月間、自分なりに一生懸命に頑張りました』

「一生懸命に頑張りました」の類語や言い替え

・『尽力いたしました』
先の“力を尽くした”ことを少し堅く表現したもので、同じように「尽力しましたが〜」と使ったり、どれくらいそうしたといった用い方ができます。

この方がビジネス向けの表現になるため、そちらのシーンでよく使われています。

まとめ

「一生懸命に頑張りました」は、自分として精一杯の力で頑張ったという意味で用いられます。

自分なりにそう頑張ったと使う表現のため、傍目から見た解釈と多少相違があっても構わず、どれくらいそのようにした、その結果どうなったといったような使い方になります。