「おする」の敬語表現とは?使い方や使用例など徹底解釈

今さら隣の席の人に、聞きにくいフレーズがあります。

「おする」の敬語表現について、改めて学びを深めていきましょう。

謙譲語や尊敬語の知識を増やしてください。

「おする」の敬語での表現

「おする」の敬語での表現

ビジネスシーンでもよく耳にするのが「お〜する」という言葉です。

例えば「書類をお送りする」そして「郵便物をお出しする」のように用います。

言葉を丁寧にする働きが含まれています。

例えば「お送りする」をさらに丁寧に直していくと「お送りいたします」となります。

また「郵便物をお出しする」を改まった表現に整えると「郵便物を送付させていただきます」となります。

「おする」を敬語で言い換えた場合の使用例

「おする」を敬語で言い換えた場合の使用例

「お〜する」は厳かな響きの表現ですが、例えば「車で駅までお送りする」という言い方をさらに丁寧にすると「よろしければ弊社の車で、駅まで送迎いたします」となります。

また「書類をお送りする」という表現を整えると「本日中に書類をお送りいたします」となります。

このほか「タクシーにお乗りになる」という言い方は「〇〇様はタクシーにお乗りになりました」と言い替えます。

何をどうするかによって、適した表現は変わってくるので心得ておきましょう。

「おする」の尊敬語

「おする」の尊敬語

「する」の尊敬語は「される」あるいは「なさる」にあたります。

動作をしている方を高める、立派な敬語です。

例えば「いつも料理はしていますか」と聞きたい時は「お料理はなさっていますか」と言い替えます。

また「社長が話している内容は」と言いたい時は「社長がお話された内容は」と置き換えることも。

敬いの心を散りばめることができます。

「おする」の謙遜語

「おする」の謙遜語

「する」の謙譲語は「させていただく」あるいは「いたす」にあたります。

そのため「お送りする」の謙譲語は「送付させていただきます」「送付いたします」になります。

まとめ

まとめ

「お〜する」の敬語表現について、調べてきました。

色々なパターンを心得ていると、どこに行っても適した行動がとれます。

日本語の達人を目指していきましょう。

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