「ハブにする」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「ハブにする」の意味を分かりやすく説明していきます。

「ハブにする」とは?意味

「ハブにする」とは?意味

仲間はずれにする、人をその関係から取り除くという意味の言葉で、「村八分にする」が語源とされています。

村八分という概念自体は高校までに習う場合があり、意味としても同じものですが、語源として習うケースがすべての学校であるわけではなく、古くから使われ続けていた言葉ということが出来るでしょう。

不良的な言葉ではあり、基本的に発言を取り上げる例以外では新聞、ニュースなどで取り扱うことはない言葉と言え、テレビ視聴者が企業の提携関係や、国の会談関係、人同士の関係性の見た目の感想などで使うことはありえます。

ハブにする人から見た言葉であるハブられた、略した言葉であるハブるといった使い方も可能です。

「ハブにする」の概要

「ハブにする」の概要

仲間はずれにしてしまうという意味の言葉で制裁的なニュアンスから縁を切ってしまうところまで進むことも含まれ、あまりポジティブな行為とはいえません。

没交渉になっていった結果縁が自然に切れてしまうということではなく、昨日まで仲間だった関係が突然仲間ではなくなるというような関係性が「ハブにする」ということになります。

仲間内ではルールを破ったものへの脅しとして「ハブにする」ということができますが、同調圧力とはま他方向性が違っています。

ハブにするという言葉は4~5人程度のグルーブから発生しうることで、多い分には何人でもということになります。

アイドルグループの規約違反による脱退はハブにするという言葉は使われません。

不仲に見えていて扱いが一人だけおかしいというケースに対してハブにするという言葉を使うことはありますが、アイドルグループなどの当事者側は絶対的に使いません。

「ハブにする」の言葉の使い方や使われ方

「ハブにする」の言葉の使い方や使われ方

「洗濯ハンガーの洗濯バサミがひとつだけ割れかけていたのでハブにする」「グループに背く発言をしたのでハブにする」「ハブにする前に釈明させて欲しい」などの言葉が挙げられますが、人間関係においてハブにするという言葉は非常に不穏な言葉になるといえます。

会社などでは左遷や人事異動などにおいて、事実上ハブにするということはあっても公式な言葉で使うことはありません。

「ハブにする」の類語や言いかえ

「ハブにする」の類語や言いかえ

「村八分にする」「グループから抜けさせる」「グループから弾く」「仲間ではなくなる」「友達ではなくなる」「チームから外す」などが類語として挙げられます。

略語としては「ハブる」も挙げられます。

まとめ

まとめ

ハブにするという言葉は仲間、コミュニティにおいて発生しうる言葉で、集団による排除であるためかなりネガティブな行為ではあります。

そのためよほどの原因がない限りはハブにするということはすべきではないともいえます。

理由があっても素晴らしいこととはいえませんが理由なくハブにするという行為はいじめの構図に近しいものがあるとすら言えるでしょう。

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