この記事では、「ハブられる」の意味を分かりやすく説明していきます。
「ハブられる」とは?意味
「ハブられる」とは?意味
「ハブられる」は「ハブる」を受け身の形で表現したものです。
そして「ハブる」は、平易な言葉で言えば「仲間外れにする」ことを意味します。
そのため、「ハブる」とすれば「仲間外れにする」ことを示し、「ハブられる」とすれば「仲間外れにされる」ことを示します。
また、「ハブっておく」のように「仲間外れにしておく」ことを表現する活用方法もあります。
さらに「ハブり」などのように変形させて名詞のようにする使い方もあります。
「ハブられる」の概要
「ハブられる」の概要
「ハブる」や「ハブられる」の語源は「はぶにする」があると言われています。
そして、この「はぶにする」の語源には複数の説があるのです。
ひとつは「省く」を語源とするものです。
「省く」には「省略する、除く、除外する」などの意味があります。
そのため、仲間から除外する意味に「ハブる」の語源としては、ありえる説だと言われています。
また、もうひとつの説は「村八分」を語源とするものです。
これは「村八分」という言葉だけでも「仲間外れ」と同じような意味で使用されています。
この言葉は、本来は江戸時代にあった風習をしめすもものです。
この「村八分」の「はちぶ」が短縮されて「はちぶにする」から「はぶにする」になり、「はぶる」に変化したとするものです。
どちらの説も明確な根拠はありませんが、有力な二つの説ということになっています。
「ハブられる」の言葉の使い方や使われ方
「ハブられる」の言葉の使い方や使われ方
それでは、「ハブられる」の使い方や使われ方を分析していきます。
まず、この言葉は受動態になっています。
「ハブられる」とした場合、自分が誰かの行為の影響を受けていることになるのです。
そのため、あなたが友人から仲間外れにされた被害者の場合に「友人からハブられる」と表現できます。
この場合は、行為の主体である友人を示して「友人から」のように使用すると、より分かりやすいものになります。
また、この「ハブられる」という言葉が、自分以外の第三者により使われる場面を想像しましょう。
この場合には、「あいつがハブられるのは当然だよね」のように使用できます。
これは、会話の中で、その場にいない第三者が「ハブられている」状況を指し示すのです。
このように、「仲間外れにされる」という行為を言い換えているのが「ハブられる」という言葉なのです。
「ハブられる」の類語や言いかえ
「ハブられる」の類語や言いかえ
それでは、「ハブられる」の類語や言いかえには、どのようなものがあるでしょう。
たとえば「仲間外れにされる」、「村八分にされる」、「疎外される」、「外される」、「干される」などが類語といえるでしょう。
これらは、「ハブられる」と置き換えて使用しても、おおむね同じ意味で使用できる言葉だとも言えます。
まとめ
まとめ
これらのことから「ハブられる」が「仲間外れにされる」と意味する言葉だということが分かったのではないでしょうか。
日常でも使いやすい言葉なので、おぼえておくと便利だと言えます。