「多忙な中」とは？使い方や言い換えや用例など徹底解釈

「多忙な中」とはどういった意味でしょうか。

使い方や敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。

「多忙な中」とは?

「多忙な中」とは、忙しくしている状態を表す言葉です。

「多忙」とは「非常に忙しい」「やることが多く忙しなくしている」という意味で、「お忙しくされている最中に」という意味になります。

実際に繁忙期でなくても、相手の時間を奪う事に対しての社交辞令としてよく使われます。

「多用な中」も似たような意味を持つ言葉ですが、「多忙」は非常に忙しいことを指し、「多用」はこなさなければならない要件が多いことを指すので注意しましょう。

「多忙な中」の使い方や使われ方、使うときの注意点

それでは、日常で「多忙な中」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。

たとえば、あなたが仕事の相手先に業務に必要な書類を送ってもらいたいとします。

その際、「ご多忙な中大変恐れ入りますが、こちらの資料についてお送りいただけないでしょうか」のように連絡すると丁寧な印象になります。

「多忙な中」を使った例文や文章

・『この度はご多忙な中おいでいただきありがとうございます』
・『ご多忙な中お手数をお掛けしますがどうぞよろしくお願いいたします』
・『月初めでご多忙な中大変恐縮ですが、ご参加いただけますようお願い申し上げます』

「多忙な中」の類語や言い替え

「多用な中」「お忙しいところ」「お時間のない中」などに言い換えできます。

より丁寧にしたい場合は「ご多忙の中恐縮ですが」「ご多忙中のところ申し訳ございませんが」などのようなクッション言葉を挟むと良いでしょう。

また「お手数をお掛けしますが」「ご面倒をお掛けしますが」といった表現もできますので、相手やシーンによって使い分けましょう。

まとめ

このように「多忙な中」は、忙しくしている状態を表す言葉です。

ビジネスでもプライベートでも使用する言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。