「ご連絡した件」とは？使い方や言い換えや用例など徹底解釈

「ご連絡した件」はどんな意味がありどのように使う言葉なのでしょうか。

「ご連絡した件」とは?

「ご連絡した件」とは、「前に連絡して伝えた用件」という意味で使われている言葉です。

あらかじめ事前に連絡し用件を伝えておいた状態でその用件について話すときに使います。

主にビジネスのやりとりで使う表現ですが約束や案内など日常的なやりとりでも使います。

目上の人に対しても使える敬語表現ですが敬意はそれほど強いものではなく、知り合いや担当者などに対して使う程度の丁寧な言い方です。

「ご連絡した件」の使い方や使われ方、使うときの注意点

事前に連絡して用件を伝えていることが前提で使われる表現なので最初の連絡でいきなり「ご連絡した件」を使うことはありません。

電話やメールなどで事前に連絡し用件の概要を伝えていた場合にのみ使える表現です。

いきなり「ご連絡した件」といっても相手がはっきり覚えていない可能性もあります。

どんな連絡だったか思い出しやすいよう自分の名前や連絡した日付、用件のさわりなどを伝えると理解がはかどります。

「ご連絡した件」を使った例文

・『先日ご連絡した件について確認したいのですがよろしいでしょうか』
・『昨日ご連絡した件に関して進展がありましたのでお伝えいたします』

「ご連絡した件」の類語や言いかえ

敬意表現を外すと「連絡した件」「伝えた件」などになり部下や後輩に使える言い方になります。

「ご連絡いたしました件」「ご連絡差し上げた件」は敬意を高めた表現です。

「先週ご連絡した件」「ご連絡した契約の件」「メールで連絡した件」など具体的な内容を添えると伝わりやすくなります。

内容を明確にせずぼかして表現したい場合は「例の件」「あの件」などが適当な言い方です。

まとめ

「ご連絡した件」はビジネスでよく使われる表現です。

事前の連絡で概要が伝わっていないとやり取りがスムーズに進みません。

電話やメールで連絡する時にきちんと伝えておきましょう。