誰かに向かって「不服です」と伝えたことがあるでしょうか。
不服を申し立てることは決して悪いことではないですが、使う場合は注意したい表現でもあります。
不服の意味を始めとし、使い方や注意点まで含めて確かめて行きましょう。
「不服です」とは?
「不服です」とは?
相手の理不尽な決定や自分が置かれている現状などに対して、納得いかない、満足できないなどの思いを伝える時の表現です。
「不服です」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「不服です」の使い方や使われ方、使うときの注意点
ある組織が職員に対して理不尽な処分を下したり、会社の問題が放置されイライラが募るようなことがあります。
そんな納得のいかない相手の決定や現在の状況に対して、「不服です」と言うことが可能です。
会社や相手に不服を伝えることによって、問題の存在を伝えたり、解決に結びつくことも期待できるでしょう。
会話や文章として使う場合には、「今の状況には」のように、一体何に対して不服であるかを含める必要があります。
しかし目上に「不服です」と言うことは、敬意がこもっていないことに気をつけてください。
また物事に対して不服だと伝えてばかりでは、相手との関係がぎくしゃくすることにも繋がるので、多用は控えたほうが良いかも知れません。
「不服です」を使った例文や文章
「不服です」を使った例文や文章
・『個人的な感想ですが、先日に下された行政の決定には不服です』
・『土地を有効利用する計画を無視して、ずっと空き地が放置されている状況には不服です』
「不服です」の類語や言い替え
「不服です」の類語や言い替え
「不服に思っております」は、現段階で不服に考えていることを丁寧に伝える表現です。
「不服と言わざるを得ません」は、不服についてを言わないわけには行かないことを表しています。
「承服できません」は、不服の対義語である「承服」を用い、それを否定することで不服を表した形です。
「不満があります」は、満足できないことを丁寧に伝えています。
「満足できません」は、満ち足りていないことの意味です。
「納得いきません」は、他人の考えを認めることができないとの意味になります。
まとめ
まとめ
ある決定や状況に対して納得がいかないといった不満な気持ちを表すのが、「不服です」という言葉です。
これを伝えると解決にも繋がって行きますが、敬意が足りないことや多用することには気をつけましょう。
もっと丁寧に言うことを心がけたり、「納得いきません」などに言い替えることも考えてみてください。