ここでは「概算見積もり」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「概算見積もり」とは?
「概算見積もり」とは?
「概算見積もり」は、概ねになる見積もりのことです。
この「見積もり」という言葉はビジネスシーンでは正式な用語で、何かの購入や作業などに掛かる金額のことです。
作業の含めた工事代金といった形のこともあり、相手から呈示されたその金額を見た上で、それを購入する、作業をお願いするといった流れになります。
よって、総計で98,500円であれば、それが支払う正式な金額という扱いになりますが、この「概算見積もり」とした場合、概ねこれくらいだといった意味になるため、上の例なら約10万円などといった呈示になります。
「概算見積もり」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「概算見積もり」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この「概算見積もり」は、前述のように正式な金額ではありません。
そのため、約10万円といったようなアバウトな金額になることが多く、「概算見積もりで約10万円といったところです」などと伝えられた時には、実際には9万円だったり、11万円といったこともあります。
そのため、呈示の金額より少し余裕をもって準備をしておくことが大切になります。
ただし、10万円の概算見積もりで15万円といったようなことはないと考えてよく、多くの場合でプラスマイナス10%くらいの範囲が正式な金額になるという具合に考えておくといいでしょう。
「概算見積もり」を使った例文
「概算見積もり」を使った例文
・『あくまで概算見積もりになりますが、ざっと30万円といったところになります』
・『概算見積もりで20万円ということでしたが、実際には19万円強で済みました』
「概算見積もり」の類語や言い替え
「概算見積もり」の類語や言い替え
・『正規見積もり』
「正式」見積もりとした場合も同じ意味になり、先の例で総計が98,500円といった例を挙げましたが、そのような呈示になります。
「概算見積もり」をもらった段階で、それくらいならと発注を行うこともありますが、更にこの「正規見積もり」を要求する、または最初からこちらをもらうという場合も多いです。
まとめ
まとめ
「概算見積もり」は、概ねの見積もり金額という意味で使われています。
正式な金額はそのプラスマイナス10%くらいの範囲になると考えてよく、この呈示を受けた後に「正規(正式)見積もり」を出してもらうという流れになることも少なくありません。