「手仕舞い」とは意味や概要

「手仕舞い」の解説

「手仕舞い」の解説

「手仕舞い」という投資用語は、「株式投資・FX投資などにおいて、保有しているロング(買い)やショート(売り)のポジションを反対売買によって解消(決済)して現金化すること」を意味しています。

「手仕舞い」とは「ロング(買い)であれば売ってポジションを解消すること」「ショート(売り)であれば買い戻してポジションを解消すること」を意味しています。

「手仕舞い」の結果、「投資の利益・損失が確定されること」になるのです。

また「手仕舞い」には、「保有する株式・投信などをすべて売ること」「取引・勝負ごとなどに区切りをつけてやめること」の意味合いもあります。

「手仕舞い」の使われ方

「手仕舞い」の使われ方

「手仕舞い」の使われ方は、「株式投資・FX投資などで、保有しているロング・ショートのポジションを反対売買によって解消・決済して現金化する場合」に使うという使われ方になります。

あるいは、「保有している株式・外貨・投信などをすべて売却していったん投資をやめる時」にも、「手仕舞い」の投資用語が使われます。

例えば、「ハイリスクなトルコリラのFXを手仕舞いしたので、心理的ストレスが減りました」といった例文で使うことができます。

「手仕舞い」の例文1

「手仕舞い」の例文1

「手仕舞い」の例文を紹介して、その意味を解説します。

「株・外貨のレバレッジ投資で手仕舞いするタイミングの判断を間違えると、大きな利益確定のチャンスを逃してしまうことになるのです」

「手仕舞い」を使ったこの例文は、「株・外貨のレバレッジ投資で、保有するポジションを反対売買で決済・解消するタイミングの判断を間違えると、大きな利益確定のチャンスを逃してしまうことになる」ということを意味しています。

「手仕舞い」の例文2

「手仕舞い」の例文2

「手仕舞い」の例文2を紹介して、その意味を解説します。

「500万円以上の含み益が出ていた投資信託を手仕舞いして、マンションのローンの頭金にすることにしました」

「手仕舞い」を使ったこの例文は、「500万円以上の含み益が出ていた投資信託をすべて売却して(すべて売って現金化して)、マンションのローンの頭金にすることにしました」ということを意味しています。

「手仕舞い」の類語・言い換え表現

「手仕舞い」の類語・言い換え表現

「手仕舞い」の類語・言い換え表現として、「ポジション解消・反対売買による決済・リスク資産の現金化・リスク資産の売却」などがあります。

「手仕舞い」という投資用語は、「保有しているロングやショートのポジションを反対売買によって解消したり決済したりすること」を意味しています。

また「手仕舞い」には、「株式・投信・外貨などの市場で常に価格が変動するリスク資産をすべて売却して現金化すること」といった意味合いもあります。

それらの意味合いから、「手仕舞い」と類似した意味を持っている類語・言い換え表現として、「ポジション解消・反対売買による決済・リスク資産の現金化・リスク資産の売却」を挙げられます。

「手仕舞い」の対義語

「手仕舞い」の対義語

「手仕舞い」の対義語として、「リスク資産の保有・トレードの継続・ポジションの維持・投資継続・長期投資」があります。

「手仕舞い」という投資用語は、「株式・外貨・投信などのリスク資産の保有ポジションを、反対売買によって解消すること」「保有するリスク資産をすべて売却してトレード(取引)をやめること・長期投資をせずに今の時点で投資をいったんやめること」を意味しています。

それらの意味合いから、「手仕舞い」とは反対の意味を持っている対義語として、「リスク資産の保有・トレードの継続・ポジションの維持・投資継続・長期投資」を挙げることができます。

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