「気持ちがどんよりする」とは？使い方や言い換えや用例など徹底解釈

「気持ちがどんよりする」はどんな意味がありどのように使う言葉なのでしょうか。

「気持ちがどんよりする」とは?

「気持ちがどんよりする」とは、「心が暗く沈む」という意味で使われている言葉です。

「どんより」は暗くて沈んだ感じを表す言葉で、一般的には明るい空を覆う暗い雲の表現として用いられています。

暗い雲が空を多い明るい太陽を隠してしまうように、心から明るさがなくなり暗く沈んでしまい元気が出ない様子を「気持ちがどんよりする」と表現します。

めまいや吐き気と言った肉体的な気持ちの悪さではなく、自己嫌悪ややる気のなさなど精神的な落ち込みに対して用いられる言い方です。

「気持ちがどんよりする」の使い方や使われ方、使うときの注意点

気持ちが沈んでいることは伝わるものの具体性にかけた言い方なのではっきりした様子は伝えられません。

相手の察する力や配慮の気持ちを前提にした表現なので場合によってはもっとはっきり言ってくれとイラつかれる可能性があります。

「気持ちがどんよりする」を使った例文

・『たまった仕事のことを考えると気持ちがどんよりする』
・『同じミスを何度も繰り返してしまう自分自身に嫌気が差し気持ちがどんよりする』

「気持ちがどんよりする」の類語や言いかえ

「気持ちが沈む」「気持ちが重くなる」「気分が晴れない」「テンション下がる」などは一般的に広く使われている言い方です。

「気が進まない」「気が向かない」などは具体的にやりたくないことがあるせいで気持ちがどんよりしている場合に使います。

「忸怩たる思い」「悔やんでも悔やみきれない」などはすでに起きてしまったことで気持ちがどんよりした場合に使う言葉です。

「憂鬱」「メランコリー」「へこむ」なども近しい意味合いで使われる表現です。

まとめ

「気持ちがどんよりする」は心が暗い雲で覆われたような重苦しい気持ちの表現です。

気持ちを表す言葉は他にもいろいろな言い方があるので適切に使い分けてください。