「気持ちが冷める」とは?使い方や言い換えや用例など徹底解釈

「気持ちが冷める」はどんな意味がありどのように使う言葉なのでしょうか。

「気持ちが冷める」とは?

「気持ちが冷める」とは?

「気持ちが冷める」とは、「高まっていた気持ちがそうではなくなること」という意味で使われている言葉です。

特定の物事に気持ちが集中しとても好きになっていた状態が何らかのきっかけで解消され元の状態に戻ることを指します。

気持ちが集中し高まることを「熱が入る」「熱中する」「熱心になる」など「熱い」と表現することから、熱いものから熱が失われて温度が下がるさまを表す「冷める」を使い気持ちから熱が失われて元の状態へと戻る変化を表します。

熱に浮かされていた異常な状態から正常な状態に戻る、といったようなニュアンスを含む言い方です。

「気持ちが冷める」の使い方や使われ方、使うときの注意点

「気持ちが冷める」の使い方や使われ方、使うときの注意点

通常よりも高ぶった状態から熱が失われるさまを指すので夢中になった物事や大好きになった人から興味、関心が失われる場合にのみ使われる表現です。

好きでも嫌いでもない普通の状態からさらに嫌いになることを「気持ちが冷める」とは表現しません。

「気持ちが冷める」を使った例文

「気持ちが冷める」を使った例文

・『あんなに好きだった相手なのにたった一言で気持ちが冷める』
・『気持ちが冷めるまでは何を言っても心に響かないだろう』

「気持ちが冷める」の類語や言いかえ

「気持ちが冷める」の類語や言いかえ

高ぶっていた心が元に戻るという意味では「気持ちが下がる」「気持ちが引く」「気持ちが離れる」といった表現に言い換えられます。

相手が人であった場合は「思いが冷める」「思いが離れる」のように「思い」という言葉も使えます。

「冷静さを取り戻す」「我に返る」「魔法が解ける」「現実に戻る」などは異常なほど熱を上げていた状態から脱却する時に使われる表現です。

程度が軽い場合は「見損なう」「がっかりする」などの言い方が当てはまります。

まとめ

まとめ

「気持ちが冷める」は熱が入った状態から元に戻る気持ちの様子を表します。

いろいろな表現に言い換えられるので状況や程度に合わせてふさわしい表現を使ってください。

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