「特になし」とは？使い方や言い換えや用例など徹底解釈

ここでは「特になし」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「特になし」とは?

「特になし」は、特に気にすることや、そういった事情はないという意味で使われます。

文章向けの表現で、○○について何か気になることがあれば書いて欲しいといった時に、特にそれがなければこの「特になし」とすればよく、アンケートのようなもので、特に該当がないという意味にもよく使われています。

相手や場合によっては丁寧にした「特にありません」という形で使われます。

そちらの場合、口語で用いるにも向いており、例えば、警備中に「何か異常はないか」と聞かれた場合に、そういったことが何もない時には「特にありません」と回答すればいいでしょう。

「特になし」の使い方や使われ方、使うときの注意点

この「特になし」は、そのように記載されたことについてどうこうと使われることも多いです。

回答として使う時にはそのまま「なし」だけでも意味としては一緒ですが、「特に」とその前につけることで、「なし」とするより見た目のいい言い回しになります。

口語の場合には、「特にそういったことはない」などと用いられており、これを丁寧にすると「特にそういったことはありません」となります。

これらも「特に」とつけずに使っても構いませんが、やはり言い回しとしてこのように用いた方がいい場面が多く、それがちょっとしたクッションになっていると解釈してください。

「特になし」を使った例文

・『気になる部分はなかったので、その欄には特になしと記載しておきました』
・『このアンケートのように、ほとんどの設問に対して特になしと回答されてはこちらも困ってしまう』

「特になし」の類語や言い替え

・『別になし』
この「別に」と言い替えても意味は一緒です。

よって、「特になし」と記載する時にはこちらを使っても構いませんが、表現としてカジュアルな形なので、設問への回答やビジネスシーンなどでは「特になし」の方がよく用いられています。

まとめ

「特になし」は、特別気になることはないという意味になります。

文章で問われた何かへの回答として使われることが多く、それについて何かを述べる時には例文として挙げたような、そのことについてどうこうといった用い方になります。