「とはいえ」の敬語表現とは?使い方や使用例など徹底解釈

「とはいえ」の敬語表現・使い方・使用例について解説していきます。

さらに「とはいえ」の英語表現についても紹介しています。

「とはいえ」の敬語での表現や使い方

「とはいえ」の敬語での表現や使い方

「とはいえ」は、「とはいうものの」を意味している言葉です。

「とはいえ」「とはいっても」を示していて、前に述べた事柄とは反対の内容を述べるときに使われる接続詞です。

「とはいえ」の直接的な敬語はありませんが、「しかし」「とはいうものの」「それでも」「他方で・一方で」などの類語と組み合わせた敬語を使うという使い方ができます。

例えば、「彼女はいったんは事業に失敗しました。

しかし(一方で)、その後の人生の立て直しは見事でございました」
のような丁重語(謙譲語Ⅱ)の例文で使うような使い方ができます。

「とはいえ」を敬語で言い換えた場合の使用例

「とはいえ」を敬語で言い換えた場合の使用例

「とはいえ」を敬語で言い換えた場合の使用例として、以下のような例文を挙げることができます。

・『存じ上げなかったとはいえ、大変失礼なご対応をしてしまい申し訳ございませんでした』
・『とはいうものの、今年の弊社の業績は前年比ではアップしているので大きな問題はございません』
・『自社の売上げは伸びていますが、他方で(一方で)お客様からのご不満の声も増えております』

「とはいえ」を敬語に言い換えたいときには、「とはいえ」やその類語である「しかし・それでも・一方で」などの後に敬語表現を続けるかたちになります。

「とはいえ」やその類語の後に、自分の立場をへりくだる謙譲語や丁重語(謙譲語Ⅱ)を続ける敬語表現が多くなっています。

「とはいえ」の英語での言い換え

「とはいえ」の英語での言い換え

「とはいえ」という言葉を英語で言い換えると、“however”(しかしながら・とはいえ)や“but”(だが・しかし)などになります。

“However, we also had our faults”(とはいえ、私どもにも落ち度がございました)などの英文で使用することができます。

英文での使用例として、“On the other hand, disparities between companies are widening”(一方で、会社の間の格差は広がっています)なども挙げられます。

まとめ

まとめ

この記事では「とはいえ」の敬語表現やその使い方・使用例・英語について分かりやすく説明しました。

「とはいえ」の敬語表現は「とはいうものの・それでも・しかしなどの類語に丁重語(謙譲語Ⅱ)や尊敬語などの敬語を続ける文章」になります。

「とはいえ」の敬語の使い方・使用例・英語について調べたい人は参考にしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました