「盤石の布陣」とは?使い方や言い換えや用例など徹底解釈

ここでは「盤石の布陣」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「盤石の布陣」とは?

「盤石の布陣」とは?

「盤石の布陣」は、これ以上ない構え、という意味になります。

この「構え」は、何かの準備や用意といった意味になり、「次のコンペには盤石の布陣で挑むつもりです」と使った時には、そのコンペにはこれ以上ない準備をして挑むつもりだと言っており、スポーツシーンで「盤石の布陣でないと、とても相手にならない」と用いた時には、これ以上ないメンバーや状態でないと相手にならないほどその相手が強いと考えていると解釈できます。

このように、考えうる最高の状態で何かに挑む、待ち受けるといった使い方をする表現です。

「盤石の布陣」の使い方や使われ方、使うときの注意点

「盤石の布陣」の使い方や使われ方、使うときの注意点

この「盤石の布陣」は、先のように、そのような状態だという意味で用います。

ビジネスシーンでのコンペを前にした例を挙げましたが、そういった使い方から、スポーツやゲーム類での自分(たち)の状態を表す用い方まで、色々なシーンにおいて使われています。

特にゲーム類において、「これが今の手持ちのカードで組んだ盤石の布陣だ」などとよく用いられる表現で、「磐石」はとても大きく丈夫な岩といった元の意味から転じて、ちょっとやそっとのことでは揺るがない、と解釈されてこの表現で使われています。

「盤石の布陣」を使った例文

「盤石の布陣」を使った例文

・『これが監督の立場で考えた、我がチームの盤石の布陣だ』
・『ここまで盤石の布陣を敷いて負けるとは思わなかった』

「盤石の布陣」の類語や言い替え

「盤石の布陣」の類語や言い替え

・『盤石な体制』
ビジネスで用いる時には、「体制」としたこちらを使う場合が多いです。

「弊社ではどんな注文だろうと、盤石な体制で受け入れる準備ができています」などと、ほぼ同様の使い方できる表現で、どちらかと言えば攻めになるケースより、受けになる時に用いられていますが、「盤石な体制で挑む」といったように使っても問題ありません。

まとめ

まとめ

「盤石の布陣」は、「磐石」が表すとても大きく丈夫な岩という意味から、それだけ自信がある、何かに対して大丈夫だと考えている構え、という意味で使われています。

それをもって何かに挑む、もしくは受けて立つといったように用いられ、このように使った側がそう思っているという用い方になる表現です。

タイトルとURLをコピーしました