「うだつの上がらない」とは?
使い方や言い換えや用例などを徹底解説していきます。
「うだつの上がらない」とは?
「うだつの上がらない」とは?
うだつの上がらないとは、なかなか出世しなかったり金銭的に上手くいかなかったりすることをいいます。
「うだつ」は元々建築用語で、梁と棟木の間に立てる柱のことを指しています。
棟木によってうだつが押さえつけているように見えることから「うだつの上がらない」という言葉が生まれました。
そこから地位が上がらないことや出世できないことを表すようになったのです。
「うだつの上がらない」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「うだつの上がらない」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「うだつの上がらない」は、出世できない人などを表す場合に用いられます。
仕事ができないとか、成績が良くないといった意味で用いられることもあります。
とてもネガティブな言葉なので、面と向かって本人に伝えることはまずありません。
面と向かって使ってしまうと、失礼になってしまいます。
自分のことを謙遜する意味で用いることはあります。
「うだつの上がらない」を使った例文や文章
「うだつの上がらない」を使った例文や文章
・『彼女が結婚した時はなんてうだつの上がらない男を選んだのだろうと思ったが、今でもとても幸せそうに暮らしている』
・『彼は期待されていたけど、ちっともうだつの上がらない状況になってしまった』
「うだつの上がらない」の類語や言い替え
「うだつの上がらない」の類語や言い替え
「うだつの上がらない」には、「出世できない」とか「冴えない」等の言い替え語があります。
「うだつの上がらない」はなかなか出世しないことを表しているので、「出世できない」と言い替えることができます。
ただし、金銭的に上手くいかないという意味で「うだつの上がらない」を使っている場合には、言い替えることができません。
「冴えない」には、「ぱっとしない、面白味に欠ける」といった意味があります。
「うだつの上がらない」とはニュアンスが異なりますが、今の良くない状況が変わらないことは共通しています。
まとめ
まとめ
「うだつの上がらない」は、なかなか出世しなかったり金銭的に上手くいかないことをいいます。