「どうなりましたでしょうか」とは？使い方や言い換えや用例など徹底解釈

「どうなりましたでしょうか」とは?

ビジネスや日常生活などにおけるこのフレーズの使い方や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。

「どうなりましたでしょうか」とは?

このフレーズは、相手に対して何かの結果や進捗状況を尋ねたり問いかけたりする際に用いる言いまわし表現です。

「どう」は漢字で「如何」と書き、ものごとの状態や方法などを不明・不特定のものとして捉える気持ちを表わす言葉です。

「どう思うか」「どうすればよいか」といった使い方をします。

「なりました」は「なり」+「ます」+「た」で構成されています。

「なり」は動詞「なる」の連用形、「ます」は敬意を表わす語で、「た」は過去を表わす語です。

「なる」は「実現する」とか「違った状態になって完了する」という意です。

「でしょうか」は「だろうか」の丁寧語で問いかけの意があります。

よって、このフレーズはある件がすでに実現しているか(完了しているか)を問う言いまわしとなります。

「どうなりましたでしょうか」の使い方や使われ方、使うときの注意点

このフレーズは、ある状態がどのようになったのかを尋ねるシーンで用いられます。

例えば、依頼した仕事の進捗を聞きたいときに、「例の会議資料の作成はどうなりましたでしょうか」といったように、このフレーズを使います。

この言いまわしは目上の人にも使えます。

単に状況を聞きたいだけの場合もありますが、多くの場合、督促したいニュアンスが多分に含まれています。

ただし、あからさまに督促すると相手にプレッシャーをかけることになりますので、このようなフレーズを使って柔らかい印象で遠回しに督促するケースも多くあります。

「どうなりましたでしょうか」を使った例文や文章

・『計画より遅れているプロジェクトの進捗状況はその後、どうなりましたでしょうか』
・『企画書の修正の件、どうなりましたでしょうか』
・『新製品の市場ニーズ調査の結果はどうなりましたでしょうか』

「どうなりましたでしょうか」の類語や言い替え

このフレーズに類似した言葉や言い替えの一例を紹介します。

このフレーズはどんなことについても尋ねることが可能な万能のフレーズです。

類語や言い換え語も基本的には同様の表現ですが、尋ねる内容や回答の仕方が多少限定される表現です。

例えば、「ご報告いただけますでしょうか」「お知らせいただけますか」「結果をお伺いしたいのですが」といったように微妙に期待する回答内容や回答結果が異なるケースもありますので、状況に応じて使い分けましょう。

まとめ

依頼事項を、相手にプレッシャーをかけずに督促する場合に便利な言いまわしです。

覚え置くと役立ちます。