何かに尽くすことの最上級の表現には、「人生を捧げる」というものがあります。
物事や人に対して人生を捧げたような経験は、これまであるでしょうか。
どんな用法がされるのかなど、この表現について考えてみましょう。
「人生を捧げる」とは?
「人生を捧げる」とは?
重要である思える物事や人に、自分の命や能力や時間など、持ちうる全てをもって尽くして行く行動や思いを表します。
「人生を捧げる」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「人生を捧げる」の使い方や使われ方、使うときの注意点
世の中には天職や趣味に、死ぬまで一生懸命取り組んでいる人がいます。
自分の家族のため、身を粉にして働く人もいるでしょう。
そのように人生で重要な何かに、自分の全てを使って尽くして行くことを「人生を捧げる」と表現することができます。
これにより自分のその物事や人に対する真剣な思いをスピーチで伝えたり、話題として取り上げることができるでしょう。
言葉に用いる時は、何に対して人生を捧げているか、「今の仕事に」など、はっきりと伝わるほうが良いです。
どうして人生を捧げるのかの理由の説明にも、繋げることもできます。
ただしこれは自分の命を投げ打って取り組む姿勢であるので、些細な物事に対して言うことはできないでしょう。
そして人生を捧げていると言うなら、実際の行動が伴っている必要があります。
「人生を捧げる」を使った例文や文章
「人生を捧げる」を使った例文や文章
・『今の仕事に対しては、人生を捧げる気持ちで頑張っています』
・『自分の人生を捧げるような存在が、私にもあったら良いと思っています』
「人生を捧げる」の類語や言い替え
「人生を捧げる」の類語や言い替え
「人生を賭ける」は、重要な物事などに対して、命などの全てを投入して取り組むことです。
「一生を捧げる」は、自分が死ぬまでの間の命を使って、物事に尽くすことを表します。
「命を捧げる」は、自分の生きる力の全てを使って尽くすことです。
「身を捧げる」の場合は、自分の身体を使って尽くしていく意味になります。
「全身全霊を捧げる」は、肉体と精神の全てを使って物事に尽くしていくことです。
「身命を投げうつ」の場合は、肉体と命を捨てる覚悟で取り組むことを表します。
まとめ
まとめ
重要なことや人に対し、自分の命などすべてを使って尽くして行くことが、「人生を捧げる」なのでした。
自分の命を賭けるほどの行動や思いなので、些細なことに対して言わないよう気をつけてください。
場面によっては、「全身全霊を捧げる」などに言い替えてみるのもおすすめします。