ここでは「私の一存で決める」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「私の一存で決める」とは?
「私の一存で決める」とは?
「私の一存で決める」は、このように用いる人がその決定を行うという意味で使われます。
つまり、その人が「これらの中から私の一存で決めることにします」のように用いた場合、自分がその決定を行うと言っているのと同時に、それを決める責任をもつと伝えています。
このままだとそのような意味と使い方になる表現ですが、「私の一存で決めることはできない」とすると、自分にはその決定権がないという意味になり、「私の一存で決めるがそれで構わないか」といったようにすると、自分に決定権を託して欲しいと伝えていることになります。
「私の一存で決める」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「私の一存で決める」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この「私の一存で決める」は、先のように、その人の責任において何かを決めるという意味になります。
ここでの責任とは、決めたのはその人だという意味になり、その権利があるという訳ではありません。
よって、あくまでそうすると言っているだけなので、「それについては彼が先日、私の一存で決めると言っていたが、自分としては反対だ」などという使い方をすることもできます。
形を変えて「彼の一存で決めるらしい」のように、誰かが責任をもってそうするといった使い方をする場合もあり、「私の一存で決めて構わないか」のようにも使うことができます。
「私の一存で決める」を使った例文
「私の一存で決める」を使った例文
・『そんな大事なことを私の一存で決めるのははばかられるが、そうしようと思っている』
・『それは私の一存で決めることはできないので、少し人と相談させて欲しい』
「私の一存で決める」の類語や言い替え
「私の一存で決める」の類語や言い替え
・『私の独断で決める』
この「独断」とした時も、その人が決定を行うという意味になる使い方です。
よって、意味としてはほとんど一緒ですが、この表現の場合、「勝手に決める」といったニュアンスが少なからず含まれているため、その場やこのように用いる相手によってはあまり適していないことがあるので注意してください。
まとめ
まとめ
「私の一存で決める」は、このように使う人の責任をもって何かを決めるという使い方になります。
その権利があるという訳ではなく、決めるのがその人だという意味になり、そうすることにする、そうはできない、そうしてもいいかといったように用いられている表現です。