正しく覚えているようで、意外に分からない言葉も多いもの。
「資料を出す」の正確な使い方と例文を見ていきましょう。
「資料を出す」とは?
「資料を出す」とは?
オフィスや学校でよく聞くのが「資料を出す」です。
上司や先輩から頼まれることが多く、意味が分からない時は慌ててしまうことがあるかもしれません。
この場合の「資料」は、その業務で使っているデータ、情報、紙の用紙をいいます。
相手が「欲しいと思っている情報」あるいは「実務の参考になるデータ」をあらわします。
また「出す」は「提出する」という意味がある表現。
紙のファイルを相手に手渡しすること、または郵便で送ること、そしてパソコンやタブレットでデータを送信することを指します。
データの提供、資料の送信を「資料を出す」といいます。
「資料を出す」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「資料を出す」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「資料を出して」と頼まれたら、それに応じた資料を提出していきましょう。
初めての作業であれば、どのような形式でいつまでにお渡しすればいいのか、確認を取ることも大切です。
お互いの認識のズレを生まないために、形式と締切日の確認を忘れないようにしましょう。
また「資料を出す」の中には「資料を作成する」という意図が含まれていることがあります。
データをそのまま送るのではなく、相手が見やすいように整えてから、送信することも多いので心得ておきましょう。
「資料を出す」を使った例文や文章
「資料を出す」を使った例文や文章
・『来週までに、くわしい資料を出してください』
・『参考資料を出すように、裁判所から求められました』
「資料を出す」の類語や言い替え
「資料を出す」の類語や言い替え
似ている表現に「案を出す」があります。
この場合の「案」は「企画案、プラン」をいいます。
自分で考えたアイデアを指しているので「プランを提出する」あるいは「アイデアを上司に伝えること」をあらわします。
「いい案があったら、随時出してください」と用います。
言い替えの表現に「資料をお送りします」や「資料のご用意をお願いします」があります。
まとめ
まとめ
「資料を出す」を解説しました。
色々な表現を学んで、言葉のトレーニングをしていきましょう。