ここでは「くたびれる」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「くたびれる」とは?
「くたびれる」とは?
「くたびれる」は、とても疲れる、またはそのような様子の表現になります。
「これだけのことをすると、さすがにくたびれるのは間違いない」のような使い方になり、この場合にはそれだけのことをすればとても疲れるに決まっていると言っています。
「くたびれるので、そんなことはやりたくない」とすると、とても疲れると分かっているので、そんなことはしたくないと使っており、「そんなことをすると、とてもくたびれることになりそうだ」とすれば、それをすると、とても疲れることになりそうだと伝えるために用いています。
「くたびれる」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「くたびれる」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この「くたびれる」は、「くたびれた」、「くたびれている」などど少し語尾を変えて用いる例もよく見られます。
また、これは自分や誰かのことだけでなく、物体の様に対しても使うことができます。
例えば、服に対して「これだけ着ていれば、くたびれるのも仕方がない」などといった用い方をするという具合で、その服がとても疲れている様子に見えるといった意味になります。
つまり、そろそろ着るのが難しいくらいの状態になっていると言っており、このような比喩ともとれる使い方もままされている表現です。
「くたびれる」を使った例文
「くたびれる」を使った例文
・『こんなにくたびれることになるとは思っていなかった』
・『この道具も購入から10年になるが、ここまでくたびれるまでよく使ったと思う』
「くたびれる」の類語や言い替え
「くたびれる」の類語や言い替え
・『くたくた』
この「くたくた」も、とても疲れた様子を表す表現です。
「もうくたくただ」、「今日は色々とあったのでくたくたになった」などと用いられ、「そろそろこの靴もくたくたになっている」といったような使い方をしてもかまいません。
オノマトペと呼ばれる擬音語や擬態語の類いとされており、同じ意味になる「くたびれる」から派生してできた言葉だという説があります。
まとめ
まとめ
「くたびれる」は、とても疲れているという意味で使われています。
何かをするとそうなる(だろう)といった用い方から、語尾を変えて「くたびれた」とすればそうなったと使うことができ、「くたびれている」などとも用いられます。
そして、物体の様子をそうだと表現するためにも使われています。