「かたをつける」とは?使い方や言い換えや用例など徹底解釈

何らかの悪い状況を終わらせる時には、「かたをつける」と言うことがあります。

少し古風な表現ですが、その厳密な意味や用法をご存知でしょうか。

かたをつけるの使い方や気をつけたいポイントなどをまとめました。

「かたをつける」とは?

「かたをつける」とは?

ある行動によって揉め事などの事態を解決し、終わらせることについてを表している慣用句です。

「かたをつける」の使い方や使われ方、使うときの注意点

「かたをつける」の使い方や使われ方、使うときの注意点

仕事上でトラブルに直面した時、人とのいざこざが起こった時、それを解決したいと考えるものです。

そのような状況について「かたをつける」を用いることができます。

これにより問題を解決して終わらせることを、相手に説明したり進言するなどの用法が可能です。

会話に用いる場合は、「トラブルの」などのように、何のかたを付けるべきなのかはっきり示したほうが伝わりやすくなります。

これは特にお金で解決することに関わりますが、暴力や話し合いなどでの解決に付いても使われる場合があるでしょう。

漢字を含む表現では「片を付ける」「方を付ける」が使われますが、平仮名で表記することも一般的です。

またお片付けの「かたづける」とは、似て非なるものであることに気をつけてください。

「かたをつける」を使った例文や文章

「かたをつける」を使った例文や文章

・『ずっと悪い状況を引っ張り続け、かたをつけることが出来ないようです』
・『問題が長引いてはいけないので、そろそろかたをつけることを考えてください』

「かたをつける」の類語や言い替え

「かたをつける」の類語や言い替え

「問題を処理する」は、目の前の解決をすべき事柄について、取りさばいて始末をつけることを表します。

「けじめをつける」は、上手く行かなかった物事について、反省したり責任を明確にする、かたをつけるとの意味です。

「決着をつける」は、物事に決まりがついて終わらせることを意味します。

「始末をつける」は、物事を締めくくらせることです。

「きり(けり)をつける」は、物事を一段落させる、決着を付けることを表します。

「終わらせる」は、物事が終了した状態に導くことです。

「幕引きをする」としても、物事を終わらせる意味になります。

まとめ

まとめ

何らかの物事を解決させて終わらせることが、「かたをつける」という表現の意味でした。

これは特にお金で解決する状況ですが、その限りではありません。

またお片付けすることと混同しないよう気をつけてください。

「決着をつける」など似た表現が多々あるので、言い換えを考えるのも良さそうです。

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