投資関係で使われる言葉「イナゴタワー」とはどのような意味なのでしょうか。
今回は、「イナゴタワー」の意味と類語を解説します。
「イナゴタワー」とは?意味
「イナゴタワー」とは?意味
「イナゴタワー」とは、「個人投資家が短期間に材料株を回転売買したことにより形成されるチャートの急激な変化」を意味する言葉です。
「イナゴタワー」の概要
「イナゴタワー」の概要
特定の材料銘柄の売買を短期間に何度繰り返す個人投資家のことを「イナゴ投資家」と呼びます。
英語の「locust investor」を直訳したこの言葉は株価の急変につながる売買スタイルを大量発生したイナゴが作物を瞬く間に食い荒らす様子に例えたものです。
ゲームのように相場秩序を乱して己の利益につなげるイナゴ投資家のスタイルは他の投資家からは問題とみなされています。
イナゴ投資家の行動により生じる本来有り得ないような相場の急騰や急落をチャートが鋭く変化し棟のような形を描くことから付けられた名称が「イナゴタワー」です。
「イナゴタワー」の言葉の使い方や使われ方
「イナゴタワー」の言葉の使い方や使われ方
・『イナゴタワーは相場を不安定にさせる』
・『イナゴタワーにうまく乗れたので一儲けできた』
・『安定を目指す投資家にとってイナゴタワーは大きなリスクとなる』
・『イナゴタワーが確認されると多くの投資家が追随してくる』
「イナゴタワー」の類語や言いかえ
「イナゴタワー」の類語や言いかえ
・ナイアガラ
「相場の急激な下落により形成される急激な下降チャート」を意味する言葉です。
暴落の意味で使われることが多く経営不安や正常の急変など様々な要因により生じます。
まとめ
まとめ
「イナゴタワー」は大儲けにも大損にもつながりますが安定性にかけるものであり頼みにするのは危険です。
投資するなら外部要因を当てにせず自分の判断を大切にしてください。