ここでは「注文を付ける」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「注文を付ける」とは?
「注文を付ける」とは?
「注文を付ける」は、望むようにして欲しいとお願いするために使う表現です。
「この部分に1つ注文を付けることはできますか」といったような用い方になり、この場合、その部分に1つ望むようにして欲しいことがあると言っています。
このように、そうして欲しいと伝えるために使う場合と、「そこに注文を付けるのはやめて欲しいと思います」のように、そういったことはしないで欲しいと用いることがあります。
また、「概ねそのままでいいのですが、1つ注文を付けるとすると〜」のような使い方をしても構いません。
「注文を付ける」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「注文を付ける」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この「注文を付ける」は、先のように、何の点を望むようにしてもらいたいと考えて用います。
ですが、前述の「注文を付けるとすると〜」などと用いる時には、そう望んではいるものの、必ずしもその通りにすることはないが、という解釈で使われることがあります。
例えば、「1つ注文を付けるとすれば○○の部分ですが、そのために費用が掛かるのであればそのままで結構です」といったように用いる場合がそれになります。
そういった望みはあるが、費用までは掛けたくないと言っており、実際にもよく使われている用い方です。
「注文を付ける」を使った例文
「注文を付ける」を使った例文
・『この出来なら、こちらから注文を付けるところはどこにもありません』
・『1つ注文を付けるとすれば○○の部分の色ですが、別にこのままでも構いません』
「注文を付ける」の類語や言い替え
「注文を付ける」の類語や言い替え
・『文句を付ける』
この表現にすると、気に食わない部分があると伝えることになります。
「1つ文句を付けるとするなら、○○の部分だ」のように用いるので、使い方は似ていますが、その○○の部分が気に食わないと言っており、できればこうして欲しいと望んでいるのではなく、このように直して欲しい、こう変えて欲しいといったように用いられます。
まとめ
まとめ
「注文を付ける」は、何かの点で望むようにして欲しいというお願いをする際に使われます。
そういったお願いはやめて欲しいと用いることもでき、それが望みではあるものの、(条件などによっては)叶わなくても構わないと使うこともできる表現です。