「矜持を正す」とは?
使い方や言い換えや用例などを徹底解説していきます。
「矜持を正す」とは?
「矜持を正す」とは?
これは、矜持を正しい状態にすることを表現した言葉です。
しかし、「矜持」は自分に対する誇りのようなものを指します。
つまり、プライドなどと同等の意味を持つ言葉なのです。
そのため、「プライドを正す」という表現が不自然なのと同様に、「矜持を正す」も不自然なものだと言えるのです。
なお、「正す」は正しい状態にすることを表します。
そして「矜持」とは、正しい状態にするようなものではなく、自分の信念に従って持つようなものなのです。
これらのことから、この言葉が矜持を正しい状態にすることを表現したものだと分かるのです。
「矜持を正す」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「矜持を正す」の使い方や使われ方、使うときの注意点
たとえば、ある仕事を進めていたとします。
そしてその仕事は、これまで培ったプライドが揺らぐようなものになってしまったのです。
このような時に、「この度の件を受けて、矜持を正すことになりました」とどうでしょうか。
これでは、少し意味の分からない表現になってしまうのです。
これを使う際は、「矜持を正す」の表現に注意しましょう。
これは、「襟を正す」などであれば意味の分かる表現になります。
また、「矜持を持つ」などは自然な使い方だと言えるでしょう。
さらに、「矜持を正します」のように丁寧語にする方法もあります。
このように、同じような内容でも、少し違う形で言い表せます。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「矜持を正す」を使った例文や文章
「矜持を正す」を使った例文や文章
ここでは例文として挙げていますが、「矜持を正す」が不自然な使い方である点に留意するとよいでしょう。
・『矜持を正すべきだと思います』
・『矜持を正す必要がございます』
「矜持を正す」の類語や言い替え
「矜持を正す」の類語や言い替え
これに類似したものには、「襟を正す」があります。
また、「矜持を正します」などに言い換える手段もあるのです。
まとめ
まとめ
このように、矜持を正しい状態にすることを表現したものとして、この言葉を使用できます。
ただし、これは不自然な表現になるため、正しい形に言い換えて使用することをおすすめします。