「活躍」にまつわるフレーズは、いくつかあります。
「お変わりなくご活躍のことと存じます」の正しい使用方法を見ていきましょう。
「お変わりなくご活躍のことと存じます」とは?
「お変わりなくご活躍のことと存じます」とは?
この場合の「お変わりなく」は最後に会った時から何ひとつ変わらず、元気でいることをいいます。
また「ご活躍」とは、相手の生き生きした姿を例えています。
「存じます」は「考えています」の謙譲語としての役割があるので「そのように考えています」という訳が込められています。
「きっとお元気でご活躍のことと、想像しています」という解釈ができます。
「お変わりなくご活躍のことと存じます」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「お変わりなくご活躍のことと存じます」の使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネス系の手紙の書き出しに使われるのが「お変わりなくご活躍のことと存じます」です。
以前お会いした時と変わらず、血気盛んに活躍しているであろう、相手の方を敬う言い方です。
もちろん社交辞令のひとつですが、言われた方は悪い気はしない言葉。
上手く取り入れていくといいでしょう。
一方で退職されたばかりの方、療養されている方、病の噂を聞いた方には好ましくない表現です。
他の文を取り入れて、気遣いを見せていきましょう。
「お変わりなくご活躍のことと存じます」を使った例文や文章
「お変わりなくご活躍のことと存じます」を使った例文や文章
・『桜が美しい季節、お変わりなくご活躍のことと存じます』
・『紅葉の便りがやってきましたが、お変わりなくご活躍のことと存じます』
「お変わりなくご活躍のことと存じます」の類語や言い替え
「お変わりなくご活躍のことと存じます」の類語や言い替え
似ている言い方に「お変わりなくお過ごしのことと存じます」があります。
年賀状の挨拶文でよく見かける、定番のフレーズです。
こちらもしばらくお会いしていない方に「お元気ですか」と声を掛けたい時に使えます。
言い替えの表現に「益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます」や「お忙しくご活躍のことと存じます」があります。
まとめ
まとめ
「お変わりなくご活躍のことと存じます」を解説しました。
気になる表現を学んで、敬語力の向上に活かしていきましょう。