「一枚岩になる」とは？使い方や言い換えや用例など徹底解釈

組織が遺憾なく力を発揮する上で望ましいことは、みんなが団結することです。

それに関する表現には、「一枚岩になる」があります。

一枚岩の意味、そして普段からの使い方などについて、確かめて行きましょう。

「一枚岩になる」とは?

亀裂が存在しない一つの大岩のように、組織に食い違いがなく、しっかり団結していることを意味する表現です。

「一枚岩になる」の使い方や使われ方、使うときの注意点

チームの結束の重要性を伝えたり、団結した状態を目指したり、どうしたら大勢がまとまれるか話し合う機会があります。

そのような場面で「一枚岩になる」を使った表現ができるでしょう。

組織が一枚岩になることによって全員の方向性が一致したり、互いの意思疎通や作業がスムーズになるなどの効果があります。

言葉に含む場合には、「イベントを成功」など、何のために一枚岩になるかを述べると良いです。

また「一枚岩になることが重要」など、重要さに関連付けた表現もできるでしょう。

しかし一枚岩が強固となるほど、個性や個人的意見が無視されるなどのリスクもあるるので、必ずしも良い結果に至るばかりではないことは念頭に置くべきかも知れません。

そして一枚岩になるべきと呼びかける場合には、本当にそれが必要であるかを確かめる必要があります。

「一枚岩になる」を使った例文や文章

・『今回のイベントを成功させるには、チームが一枚岩になることが重要です』
・『定期で飲み会をするのも、みんなが一枚岩になるのに近づく方法だと思います』

「一枚岩になる」の類語や言い替え

「団結力が強まる」は、多くの人々が結びつく力が、より頑丈になることを表しています。

「結束力が高まる」は、バラバラだった人々の、団結する力がより向上することの表現です。

「一致団結する」は、多くの人の心が1つになって、力を合わせるとの意味になります。

「一つにまとまる」は、バラバラな状態を、1ヶ所で団結させることを表す言い方です。

「一丸となる」は、人々が一つの塊のように団結することを表しています。

「一体感を得る」は、人々がまとまる感覚を持てるようになることです。

まとめ

まるで1つの大きな岩のように組織が団結することが、「一枚岩になる」なのでした。

一枚岩になることでのメリットは多いですが、デメリットの存在も忘れてはいけません。

「結束力」などの言葉を使って、別の表現にすることも考えてみましょう。