自らの過去を振り返ることに関して使われるのが、「懐かしい面々」との表現です。
これは過去に縁があった人々のことを表していますが、目上の人々対しては使いづらい表現かも知れません。
その使いづらい理由や、使い方などについて確かめてみましょう。
「懐かしい面々」とは?
「懐かしい面々」とは?
目にすることで過去の記憶が呼び起こされるような、見知っている人々の姿のことを表しています。
「懐かしい面々」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「懐かしい面々」の使い方や使われ方、使うときの注意点
学生時代のクラスメイトや、昔の会社のメンバーなど、昔の記憶にある人々に再開する機会を得ることがあるでしょう。
その過去の記憶にある人々について、「懐かしい面々」と表現することが可能です。
この表現は、昔の集合写真を目にした場合にも、用いることができます。
言葉や文章に含む時には、「学生時代の」など、どんな種類の面々であるかをきちんと示すのが良いです。
またその懐かしい面々に「出会った」などのように、どのような行動を伴ったか、どう思ったかを示すこともできます。
ただ「面々」という言葉は、本来は対等か目下の多数を表す言葉です。
そのために目上に対しては相応しくありませんので、「方々」などに言い替える必要がありそうです。
「懐かしい面々」を使った例文や文章
「懐かしい面々」を使った例文や文章
・『先日は学生時代の懐かしい面々に、出会うことができました』
・『久しぶりに見た写真には、当時の懐かしい面々が並んでいる』
「懐かしい面々」の類語や言い替え
「懐かしい面々」の類語や言い替え
「思い出の面々」は、むかしの記憶に残っている、感慨深い人々のことを表しています。
「久しぶりの面々」は、前に会ってから長い年月が経過して、再開を果たした人々のことです。
「当時と変わらぬ面々」は、自分の記憶の中にある、昔と同じ人々を表します。
「あの頃と同じ顔ぶれ」は、有る特定の時期と同様の人々のことです。
「久々の顔ぶれ」は、とても久しぶりに再開した人々を言い表しています。
「しばらくぶりの人々」としても、久しぶりに再開した面々のことを表せるでしょう。
まとめ
まとめ
見ることで昔を思い出す、見知った人々について、「懐かしい面々」と表現できるのでした。
これによって久しぶりに出会ったり、写真で見た人を言い表すことができます。
しかし「面々」は目上には失礼にあたるので、「久々の顔ぶれ」など別の形に言い替えることも考えてみると良いです。