「多い」の敬語とは?
言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈していきます。
「多い」の意味
「多い」の意味
「多い」は、数や量がたくさんあることを言い表したものです。
たとえば「人数が多い」のように使用します。
これは、人数が一人や二人ではないことを示します。
しかし、「多い」は抽象的な表現でもあります。
仮に定員が三名の部屋があったとします。
この場合は、四名であっても「多い」となります。
しかし、定員が五名の場合、同じ四名でも「多い」とはならないのです。
つまり、比べる対象があって、それに対して妥当な数や量を超えるような場合に「多い」という言葉で表現する事ができるのです。
「多い」の敬語での使い方や表現方法
「多い」の敬語での使い方や表現方法
「多い」を敬語にする場合は、「多いです」と表現できます。
この場合は、丁寧語の「です」を用いた敬語表現になるのです。
たとえば、あるセミナーを開催したとします。
すると、予想を超える人数が集まってきたのでした。
このような場面で、「思っていたよりも、参加者が多いです」と言うとよいでしょう。
これによって、想定していた人数よりもたくさんいることを、上手に言い換えて表現できます。
また、「多い」を別な敬語にする方法もあります。
たとえば「多いと思います」のように、「思う」を組み合わせて表現できます。
この場合は「多いかと存じます」のように、謙譲語で置き換える方法もあります。
また、「多いようです」のように、「よう」という言葉を組み合わせて表現する手段もあります。
さらに「多量です」や「多数でございます」のように、類似表現と丁寧語を組み合わせて置き換える表現も可能です。
これらのことから、「多い」を敬語で表現できる事が分かります。
敬語の使い方次第で、色々な表現を作り出せるのです。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「多い」の言い換えや使用例
「多い」の言い換えや使用例
・『思ったよりも多いです』
・『考えていたよりは多いようです』
・『想像をこえるほどに多量でございます』
ここでは、「多い」の使用例を挙げています。
例文のように、前段に少し言葉を付け加えると、自然な文章を作り出せます。
また、「多い」を敬語でアレンジすると、違う印象を持つ表現に言い換える事ができるのです。
まとめ
まとめ
このように「多い」は、数や量がたくさんあることを言い表したものです。
ビジネスでも使える言葉ですので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。